錦江楽園
上海には高名な上海迪斯尼(ディズニー)の他にも、伝統ある遊園地がいくつかあります。
僕はチープな雰囲気の海外遊園地が好きなので、上海にあるローカル遊園地の一つ、锦江乐园に行ってきました。
場所的には古北からタクシーで20分程、チケットはあらかじめ大众点评で購入し、到着したら窓口でチケットをもらうだけのはずではあったのですが、、、
あぁ…。ここでも中国名物長蛇の列が。。大众点评で買った時から半額(入場+乗り物2つで60元⇨30元)だったので、変だとは思っていたのですが、どうやらこの日から旅行節のため、色んな上海内の観光スポットがお得になっていた影響で、人が多かったものと思われます。おまけに全然進まない上に暑い。
チケットを取って入場するだけで消耗したものの、内容的にはなかなか愉快な遊園地でした。
お化け屋敷。
ジャックスパロウ(?)
スラムダンク(?) 色が…
ガンダム(?)
谁…?
そして前に行った蘇州楽園に引き続き、どうやらここも、
it's a small world的なアトラクションがあったみたいだったのですが、休止中で残念。とりあえず外観はまんま。
もちろんちゃんとしたジェットコースターや美味しいレストランもあります。
加えて台湾でおなじみの士林夜市も。ただ、これは本物のようでした。提携?
上海は観光地も豫園と外灘くらいしかありませんので、こういうローカル遊園地にいってみるのも楽しいですよ。
吉林省旅行 3日目 国境の街 图們
上海へ戻るフライトは夜のため、日中は観光。北朝鮮との国境の街、图们を目指します。
图们へ行く方法はバス。延吉には大きなバスターミナルが2箇所あって(たぶん)、长白山へ連れていってくれたおっさんに聞いてみたところ、こっちがいいぞと教えてくれたターミナルへ向かってみることにしました。
バスターミナル。
到着してチケットを買おうとしたら、窓口のおばちゃんには、图们行きは一番早くても2時間後だ的なことを言われ、早く乗りたいならもう一つのバスターミナルへ行けと言われました。おっさんマジかよ、、、などとはまぁ特に感じませんでしたが、時間のロスはもったいないですね。
気を取り直してもう一つのバスターミナルへ。
バス。今回は問題なく買えました。延吉からバスで1時間程度の場所に、图们はあります。
图们。なんというか、普通の街ではあるのですが、形容し難い独特の雰囲気があります。
ちょうど昼時なので、まずは昼ごはん。
この辺りは羊肉串が名物と聞いた記憶があっあたので、串焼のお店へ。
自動串焼き機。初めてみました。置いておくとクルクル回って、勝手に焼かれていくので便利。そして好吃でした。
さてさてごはんの後はついに国境へ!
・・・あっさり国境まで着いちゃいました。川の向こう側は北朝鮮です。全然現実感ないですね。
北朝鮮サイドでは電車が走ってました。めちゃめちゃスピードはのろかったものの。後日ネットでみたら、走ってる電車が見れるのはかなりレアケースのようでした。
場所を少し変えて、中朝国境にかかってる橋がある所へも行ってみることにします。
橋のセンターより手前の黄色側が中国。奥の青側が北朝鮮です。向こう側で人が歩いてるのが見えたりします。昔は観光客でも橋の真ん中までは行けたらしいですが、現在は不可。
ただ、想像していたよりはよっぽど緩いというか、普通に観光地化されてました。
手を伸ばせば届きそう、という程では全然ありませんが、対岸はかなり近かったです。
国境見学終了した後は、来た時と同じバスターミナルから延吉へ。延吉に戻った後は特にやることもないため空港へ。上海に戻ります。
今回は場所が場所だけに気を遣う旅行ではあったものの、総じて刺激的な3日間でした。
吉林省旅行 2日目③ 北朝鮮レストラン
长白山から延吉に戻ってきてからの話になりますが、延吉は朝鮮族の街なので、街中には中国語と同じくらいハングルが溢れています。
韓国料理屋が多いのはもちろんですが、国境に近いというのもあってか北朝鮮料理屋もあります。中には北朝鮮の表演(ショー)が見れるというお店もあるみたいなので、これは行くしかないと思い、トライしてみることにしました。
※北朝鮮レストランは上海にも何軒かあり、今の家の近くにもありますが、延吉旅行時には知りませんでした。
ネットで調べると、宿泊していたホテルから15分くらい離れたところにある柳京飯店内のレストランに行けばショーが見れるとのこと。ちなみに柳京飯店は北朝鮮が運営してるホテルのようです。
柳京飯店。ホテル内に入るとチマチョゴリを着た北朝鮮のお姉さんが出迎えてくれます。
この日は日曜だったのですが、どうにも客が少ない。お姉さんに今日はショーはあるのか聞いてみたら、なんと今日はお休みとのこと。今回の旅行はなかなかうまくいきません。
一瞬帰ろうか迷いましたが、まぁなかなかこんな機会もないだろうと考えて、晩御飯をここでたべることにしました。
メニューを見るとなんと日本語での記載があり、松茸ごはんなどの日本食もあったり、この街で唯一出会った日本語が喋れる人も北朝鮮レストランのおばちゃんだったりと色々驚きが。まぁ日本食は食べませんでしたが。。
食べたのは平壌冷麺、タラと野菜の甘酢あん(的料理)。北朝鮮料理です。
服務員が将軍様のバッジをつけてたり、レストラン内のテレビで普通に将軍様の映像が流れていたりと、シュールで非日常感満載の雰囲気でした。
延吉の街にあるショッピングモール。柳京飯店から出たあとは街中をプラプラして、ホテルに戻りました。
吉林省旅行 2日目② 長白山散策
长白山に到着して天池は見れないことが判明し、非常に残念。天候問題。まぁこればっかりはしょうがないすね。
さてさて、中国の自然景区に入ると、一般的にはバス移動となります。长白山もご多分にもれずバス移動。
ちょっと上にいくと雪景色に。
絶景と滝。温泉卵みたいなのが売っていて、おっさんが奢ってくれました。
楽しそうな写真を撮る人民の方々。
途中で天気よくなってきたものの、結局天池はオープンしないらしい。クローズが決定した段階で従業員が出勤しなくなったのが理由、とか言ってました。
入口まで戻ってきました。めちゃ晴れてる。。
この後は近場の街に戻り、ごはんをおっさんとお姉さんと食べにいきました。
昼飯もおっさんがご馳走してくれました。色々お菓子くれたり、案内してくれたりと、非常に親切なおっさんとお姉さんでした。
また5時間くらいかけて延吉へ戻ります。往復10時間、滞在3時間といったところです。
吉林省旅行 2日目① 長白山へ
2日目。
おっさんの話では、車手配済で、朝食ボックスも用意してるから、朝5時にホテルロビーで待っててくれ、とのことでした。
が、15分を経過しても車がくる気配はない。フロントのお姉さんに聞いても、特にそんな話は聞いてないと言われ、おっさんのブラフか!と舌打ちをしていたところで当のおっさんが登場。とりあえずこっちに来いと裏口に連れていかれたら、車が一台ありました。ただし運転手はいない。
どういうことかと訝しんでいたら、おっさん自身が運転席に座り、後ろに乗れと言われます。あんたが運転するんかい、ということで、仕事休みのおっさんが小遣い稼ぎがてら連れていってくれるようでした。
15分くらい走ったところで、近所の友達を一人乗せると言い出し、30歳くらいの女性が車に乗り込んできて、どうやら一緒に長白山までいくようでした。よくわからない不思議な3人グループでの1日トリップです。
話を聞くと、二人とも漢族で、おっさんは延吉が地元。お姉さんは山東省の出身。おっさんは子どもが日本に留学をしてるとか、お姉さんは自分で商売をやってるとか、僕が聞き取れる範囲の中国語で拙い会話をし、長白山に向かいます。女性は最初おっさんの愛人かと思いましたが、どうやら本当にただの近所の友達のようでした。
途中立ち寄ったトイレ。中国で巡り会ったベストトイレの一つです。トイレに入るのに木の板かけてあるだけのようで、夜とか絶対に無理ですね。
おそらくかなり原始的な仕組みのトイレです。ぼっとん(汲み取り式)でもなく、山にそのまま落ちていくスタイル。
道中は霧がひどく、本当にたどり着けるか不安でしたが、5時間弱程度で無事に長白山に到着しました。
チケット売り場など。
上は寒いからと、おっさんとお姉さんが気を遣ってくれ(二人ともすごく親切)、レンタル上着を借りてくれたりしつつ、チケットを買ったところ、天池(山頂にあるカルデラ湖。中国と北朝鮮の国境にもなっている)という一番見たかった場所がクローズされているとのこと。非常に残念。気を取り直して、観光にいくことにしました。
本当であればこんな感じの場所を見に行けるはずだったものの。また次回ですね。
吉林省旅行 1日目 朝鮮族の街へ
これもだいぶ前のことになりますが、四月の上旬に週末を利用して、吉林省の延吉という場所へ二泊三日で旅行してきました。
場所的には、
このあたりになるので、思いっきり北朝鮮の近くです。というか、国境ですね。金曜午後にいつものごとくしれっと早退し、浦东空港から出発です。
東方航空お約束のハムパン。よくでます。
延吉の空港。ここは朝鮮族自治州なので、ハングルが空港の標識に載ってます。加えてなぜか日本語(ひらがな)も。日本人がたくさん来るとは到底思えないものの、本当にいるのかなコレ。
中国の地方都市のライトアップはどこも似たような感じでギラギラしています。今回は白山大厦というホテルに泊まりました。
ホテル着後にホテル内にある旅行社に行って、翌日行く予定にしてた長白山の一日ツアーを申し込もうとしたらまさかのクローズ。ショックを隠しきれません。
長白山は別名白頭山といって、色々と有名な山で(詳しくはググってください)、延吉からは車で5時間近くかかるため、ツアー参加じゃないときつい。とりあえずホテルのコンシェルジュ的なおっさんに拙い中国語で聞いてみたら、今はシーズンじゃないからツアーはほとんど出てないとのこと。
どうしても行きたいなら車のチャーターが必要と言われ、迷っていたら、予算はどれくらいあるのか?とおっさんに聞かれ、ネットに載ってた一日チャーターで行く場合の相場約千元より少し低めの900元と答えたところ、おっさんが探してみてくれるとのこと。おお、ありがたやとばかりにお願いをしました。
おっさんが探してくれている間にせっかくなので街を散策。街中も見たけど旅行社は見当たらず。おっさんが車見つけてくれないとピンチです。
さておき、夕飯がてら大众点评(中国版食べログ的なアプリ)で探した牛肉スープのお店に行きました。さすが朝鮮族自治州という感じで、韓国料理屋がたくさんあります。
こんな感じで20元弱程度(だった記憶が)。悪くないですね。
ご飯食べて散歩して、ホテルに戻り再びおっさんに聞きにいったら、車オーケーとのこと。いやー、よかったよかった。ある意味旅のハイライト的な場所だったので、行けなかったらとても残念でした。
お腹もいっぱいになり、車もお願いできたので、気持ちよく眠りにつくことができました。