蘇州へのプチトリップ 2日目
朝。
ホテルの窓からは蘇州楽園が見えます。この遊園地は移転と聞いていたものの、結局どうなったんでしょうかね。去年のブログにも書きましたが、偽物のit’s a small world、行けるならまた行きたいものです。
さておき、この日は昼すぎの高铁で上海に帰る予定だったため、観光自体は午前中しかできないこともあり、一か所だけ、東洋のベニスとの異名を持つ蘇州らしい風景が見れる山塘街へ連れていっていただきました。
山塘街。世界遺産(の一角ということだと思います)だったことに今気付きました。
水郷の街らしい風景があります。
スターバックスも趣が少し異なります。オシャレ。
上海から近く、見所がたくさんあって、ごはんも美味しい蘇州は非常好ですね。日本人学校もあるくらいなので、在住日本人の方々も多く、生活もしやすい街とのこと。義理父上もエンジョイされていた様子なので、とてもオススメです。
蘇州へのプチトリップ 1日目
奥様のお父上が上海にきてくださった際に、上海は観光地が少ないこともあり、プチトリップとして泊まりがけで蘇州へお連れしました。
仕事では蘇州によく行くものの、観光としては2回目です。
「上有天堂、下有苏杭」(天上には天国、地上には蘇州と杭州がある)といった言葉もあるくらいの蘇州は見所満載。前回の観光は去年の国慶節中だったため、中国名物の行列と大渋滞にやられた記憶が残っています。
さておき、上海から蘇州へは高铁で約30分程。蘇州在住の中国人の知人がアテンドしてくださるとのことだったので、蘇州駅で合流し観光スタート。
蘇州麺。琼琳阁面荘というお店に連れていってもらったのですが、しびれました。激しく美味しかったです。ローカル感満載ですが、麺だけなら5元/杯。プラストッピングなど。
盘门。
などなど、ゆるりと回りました。
夜はアテンドしてくださった知人の奥様も合流し、おなじみ蘇州商業街の日本食屋にて、食べ放題。刺身食べても没问题。蘇州に来た時は必ず行くお店で、みなのお気に入りです。
河南省旅行 3日目 龍門石窟
河南省旅行の続き。3日目は洛陽へ。
朝の鄭州駅。洛陽へ向かうための高鉄に乗るべくまたまたやってきました。
李先生という中式ファストフードで朝ごはん。上海にはありませんが、河南河北一帯ではしばしば見かけたチェーン店です。
鄭州駅内の待合所。
高鉄のホーム。洛陽までは30分くらいだったような。洛阳龙门という駅まで行きます。
洛陽は中国の古い都で、見所としては世界遺産にもなっている中国三大石窟の一つ、龍門石窟があります。洛阳龙门駅に到着したあとは、時間節約のためタクシー(20分くらい)乗りました。石窟へはバスでもいけます。
世界遺産マーク。
入場料いくらだったか失念しました。チケット売場にはQRコード貼られており、並ばずに微信決済もできるようです。
入口から少し進んで行くと、やはり中国名物の行列が…。ところどころ開いている穴の中に、仏像が無数掘られています。
メインの石仏。手から先がないのは文革の余波とのこと。これに限らず、頭や手がなくなっている仏像がたくさんあります。
金剛力士像が特にいい味を出してました。
ちなみにこの石窟は川を挟んだ対岸からも見ることができます。
スケールがすごい。
世界遺産の中にもがっかり遺産があったりしますが、龍門石窟は一見の価値があるように思います。
龍門石窟をみたあとはまだ時間があったので、街をぷらぷらすべくタクシーで麗景門へ。
観光地ですが、古い町並が残ってます。
安心と信頼の肯德基にてお昼ごはん。
路線バスで洛阳龙门の駅へ戻りました。
洛阳龙门駅。ここから一旦鄭州東駅まで戻り、高鉄を乗り換えて、空港に向かいます。
鄭州東駅。
河南名物の郑州烩面。一般。
空港に戻ってきました。またいつもの東方航空で上海に戻ります。
今回は機内食でました。栄養全くなさそうですが、、、
上海浦東着。おしまい。
盒马鲜生
中国という国に来てから本当に便利だなと思うことの筆頭に挙げられるのは、間違いなくインターネット関係だと思います。
日本でも一部使える支付宝をはじめとしたネット決済。美团や饿了吗などの外卖(出前サービス)。配車アプリの滴滴。天猫や京东といったEC。
まだ赴任してたったの一年ですが、もはやこれらのアプリなしでは生活できないレベル感です。特に出前やネット販売は利便性が高すぎて、うちの奥様などは最近家から5分程度の日系スーパーや高島屋ですら行くのが億劫、人間が腐りそうだなどとも言っています。
そんな中、我が家はさらに人間をダメにしそうなサービスにも手をつけ始めました。それが盒马鲜生です。
かのネット業界の巨人であるアリババの提供してるサービスで、実店舗併用型のネット販売になります。時々日経の紙面にも出てたりします。
生鮮食品などを扱っているのですが、基本的に配送料無料(たぶん)、実店舗よりも値段が安いものがあったり、加えてアプリで注文すると1時間以内には届いてしまうのです。
当然支付宝で支払できます。
季節ものの上海蟹や・・・
フルーツ類。もちろんお菓子やジュースもあれば、 肉、海鮮などなんでも揃います。
今回は牛乳やらみかんやら買ってみたのですが、生産日付も新しい、みかんも非常に美味しいといった具合に、別にアリババの回し者でもなんでもないですが、褒めちぎってしまう次第です。
いやー、ますます人間がダメになってしまいそうですね。
国家機密?
昔の上司が出張で来られたのと、最近は上海も寒くなってきたので、久々に火鍋。
蜀大侠火锅という成都火鍋のお店にいき、これはこれは大変美味しい火鍋だったのですが、さておき火鍋を食べていたら、トラディショナルな感じの音楽が流れ始めました。
変面/变臉ショー!
興奮を隠しきれませんが、とりあえず演者がなぜかやたら握手を求めているのが気になりました。
変面は以前に本場成都で見たことがあったのですが、結構おもしろいショーです。
ところで、よく聞くのはこの技術が中国の国家機密であるとか、一子相伝であるといったことなど。(日本のテレビでもこうした主旨の紹介をみたことあります)
ただ、この火鍋の店に限らず、結構四川料理のチェーン店などでは変面ショーをやってるみたいだし、会社の人曰く、昔社内の忘年会でも余興で来てたとか。(変面は国家機密じゃないの?と今回一緒に飲んでいた中国人同僚に聞いたら大笑いしていた)
実際のところはどうなんでしょうね。一子相伝にしては演者が多すぎるような・・・。いや、もちろんすごいのは間違いなくすごいし、一見の価値はあると思いますので。
河南省旅行 2日目② 嵩山散策
少林寺の境内をふらふらとした後、この景区内にある二本のロープウェイのうち、嵩山少林索道に乗って、嵩山の上までいきました。
ロープウェイの駅。まずは近場の売店でお昼ごはん。
康师傅红烧牛肉面。特に観光地にいくと、世界遺産だなんだろうが、人民の方々はよくカップ麺食べてます。高铁の駅なんかもそう。観光地のレストランが高い、サービス悪い、不味いというのもあるかもしれませんが。。
食後に散策開始。
こんな感じの山肌の道をひたすら進みます。中国人同僚からは、「很危险的样子」(危なそう)と言われましたが、まさに危ない感じです。
一応この写真内の建物(三皇寨)がゴールです。にしても、よくこんなところに作ったな…
道をひたすら進みます。
由緒ある言葉が書かれてるのかと思ってよく見たらタクシーの広告。絶対意味ないよなとか、そもそもこんなところ(一応世界遺産の一帯)に書くなよとかあるものの、さすが大国は違います。
約1.5時間かけて到着。よくある、遠くから見たら荘厳だけど、近くでみるとそうでもない的なスポットでした。
また1.5時間かけて戻りました。往復3時間。
ロープウェイで下まで戻った後は、達磨洞へ。日本人にも馴染みの深いだるまさんですが、元々は禅宗始祖のインドのお坊さんで、この嵩山の達磨洞で、長い年月座禅をしすぎていたことから、あの手足のない人形ができたようです。
さっきの三皇寨もそうでしたが、軽い気持ちでいったらえらいことに。。
距離自体は長くはないものの、とにかく道がきつい。片道45分。
到着。疲れた。
もう少しいくと巨大な達磨像があります。この時点で鄭州に戻る最終バスの時間が気になり始め、そそくさと退散。
山の下からみた達磨像。
さておき、急ぎバスターミナルに戻りました。一応調べた限りは19時頃が終バス。
登封バスターミナル。チケットを買ったもののなかなか来ない。係員からはとりあえず待てと言われ、待っていたら地元のおばちゃんから話しかけられ、よく分からないながらも適当に頷いていたら、バス来ました。
鄭州戻り。というか、おばちゃんからも言われたのですが、そのままバスで明日の目的地の洛陽へ行けばベストでした。
鄭州の繁華街。
結局この日は4万歩くらい歩くはめになり、中国に来てから一番疲れた1日であった次第です。
河南省旅行 2日目① 少林寺到達
2日目は河南省ではやはり押さえておきたい少林寺を目指します。
まずは鄭州駅前のバスターミナルへ行き、登封行きのバスチケットを購入し、少し時間あったので朝ごはん。
バスターミナル近くのお店で汤包とお粥を食べます。美味しくはない。安いけど。
鄭州から登封までバスに揺られること1時間ちょっと(忘れた)、登封に到着します。ここから少林寺へはまた別のバスが出てますが、これも客引きをしているのですぐ分かります。
登封→少林寺のバス。また40分くらいかかります。
少林寺のある嵩山の景区へ到着。昔、旅猿にも出てましたね。最近ではNHKの番組でAKBの子もこの辺りに来ているのをテレビでみました。
チケット売り場の像も良い味を出してます。ただ、結構へんぴな場所にある割には完全に観光地です。値段忘れましたが、チケットも高い。
中に入っていくと広大な運動場と沢山の小僧たちが。未来の功夫スターですね。
かなり広いのですが、入口からそんなに離れていないところに演舞場があって、1日に何回かショーをみることができます。
ショーに出演していた小僧たち。いくと分かると思いますが、ショー自体は比較的おもしろいものの、同時に商魂のたくましさを感じる内容でした。
ショーを見終わった後は少し歩いて少林寺へ。やっとたどり着くことができました。