上海駐在員の中国一周日記

上海駐在中のサラリーマンが、週末使って主に中国国内を旅行してます。日常生活の備忘も適当に書いてます。

鮮墙房

最近立て続けに連荘で行った上海料理屋、鲜墙房。

 

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虹橋路×金珠路。写真が歪んでる・・・

 

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中華ドラマとかに出てきそうなオールド上海的雰囲気、というか実際よくテレビの撮影やってます。貸切パーティー(結婚式?)みたいなのもよくやってる。

 

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名物サウナ海老。生きてるエビを激しく熱した石の上に放り込み、一気に蒸しあげます。(面白いので一見の価値あり!ハオチー!)

 

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红烧肉や蟹粉豆腐、上海焼きそばなどの一般的な上海料理、決して安くはないけど、バカ高くもないです。

 

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ミシュラン上海で二つ星を取ってる雍福会という店の系列のようで(鲜墙房が取ってる訳ではない)、接待や日本から知り合いが来た時など、ちょっとした時の使い勝手が良いです。

アメリカ ニューヨーク旅行

2011年にパタゴニアに行った時、当時やはり大学の先輩がニューヨークに駐在なさっていたこともあり、トランジット地をニューヨークにして、一泊二日と短期滞在ではあるものの、観光に勤しんでおりました。

 

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定番、自由の女神

 

ちょうどクリスマスシーズンだったので、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーやスケートリンクなどがオープンしていて、いかにもニューヨーク!といった雰囲気で非常にヘンハオだったと記憶してます。

 

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真冬だからか、とにかく寒かった…

 

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メトロポリタン美術館ダッシュで回りすぎて全然覚えておらず。

 

 

総じて言えば、短い滞在だったものの、効率的に回ることができ、おまけに先輩のご自宅でニューヨーカーライフをプチ体験させて戴くなど、かなり悪くない旅行でした。

 

が、同時に苦い思い出を作ってしまったのも、やはりここニューヨークでありました。というのは当時JFK空港でチリ・サンチャゴ行きの飛行機に乗る時、ターミナルを間違えていて(たしか6個くらいターミナルがある)、フライトの時間的にもちょっとヤバイかなと何の気なしにターミナル間移動で白タク乗ってしまい、、、結果的にめちゃくちゃボッタクられたのですよ。

 

普通に考えたら払うわきゃないんですが、当時全然旅慣れしてなかったこと、急いでいたこと、そして何より、運ちゃんの外見が相当怖かったことから思わず言い値で払ってしまいましたね。いやー、ほんと銃とか出てくるんじゃないかってな感じだったし。

 

旅にトラブルはつきものですが、今考えるとめちゃくちゃ悔しいもんです。

※今までこうしたボッタクり系トラブルで支払までしてしまったのは、この時のニューヨークと上海の南京詐欺だけ(仕掛けられること自体は時々あり)。

 

chanmanao.hatenablog.com

 

 

まぁ嫌なこともありましたが、誤解なきように言っておけば、旅先としてのニューヨーク自体はとても良かったですよ!(この三年後に再訪したくらいなので。自分で言うのもなんだけど、人間なかなか懲りませんね)

チリ・アルゼンチン パタゴニア旅行

南米の地に初めて(というか1回しか行ったことないけど)足を踏み入れたのは2011年の冬場のことでした。

 

たまたまチリに大学時代の友達が駐在していたのと、たまたま長期休暇の取得に成功したため、友人を訪ねて遊びに行った次第です。

 

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チリ。中国語だと「智利」って書くのか…

 

ご存知の通り、チリは非常に縦長の国なのですが、当時友人からは「チリも広いからエリアを絞って観光しなきゃならない」と言われ、以下4つのプランを提示されていました。

 

・世界一綺麗な星空を拝めるとのアタカマ砂漠(北部)

風の大地こと世界の最果てパタゴニア(南部)

・趣向を変えてイースター島でモアイ見学(西部?)

・さらに趣向を変えて南極行き

 

決定打がなんだったのかは正直全く覚えていないものの、僕らはパタゴニア行きを選択し、リアル世界の果てまで行ってみることにしました。

 

パタゴニアはチリ南部とアルゼンチンにまたがる地方で、手つかずの大自然が数多く残っており、奇跡の絶景がたくさん見られるとのエリアです。アウトドアブランドの名前にもなっていますよね。

 

時間も限られていたので、僕らが行けたのはパタゴニアの中でも一部エリアのみでしたが、それでも心底震えたことを今でもよく覚えています。

 

【チリ - トレス・デル・パイネ国立公園】

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【チリ - 氷河(名前分からない)】

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【チリとアルゼンチンの国境】

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【アルゼンチン - ロス・グラシアレス国立公園 - ペリト・モレノ氷河】

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まぁ、トランジット(ニューヨーク経由で行った)込みで、片道30時間くらいかかりましたが、それでも願わくば、生きてるうちにもう一度行ってみたい場所第1位です、パタゴニア

また行きたい旅行先

僕の唯一に近い趣味の一つが旅行なのですが、

 

・中国は根本的に連休が少ないこと(そもそも休みが少ない、少なすぎるぞ…)

・ただでさえ駐在員は仕事が多いこと

・加えて最近仕事が激しく忙しいこと(下期の予算編成など)

・子供が幼稚園に通い始めたこと

 

などなど色々な事情が重なってしまい、全く旅行に行けてない次第です。

 

日本にいた時のことを言えば、「働き方改革」が声高々に叫ばれ始めるよりもだいぶ前から、個人的には勝手に働き方改革をしていて、有給休暇はほぼ毎年完全消化するなど、言ってしまえば時代を先取りしたワークライフバランスの権化みたいなもんでした(たぶん)。

 

まぁ、季節労働者的な職場だったのと、上司に恵まれたというのが一番大きいですが、今から考えてもよくあんなに休ませてくれたなと…。感谢感谢。

 

そんなこんな、当時は独身だったというのも手伝って、大体週末に1〜2日の休みをつけて、国内外問わず、弾丸で色んな場所をほっつき回ってました。

 

iPhoneの写真を整理していたら、昔の旅先の写真がいっぱい残っていて、なんだか懐かしくなると同時にテンション上がったので、また行きたいなーと思う場所について、少しずつ昔の記憶を頼りに、定期的に書き残していこうかなと思います。

 

最初はとりあえず、今まで行った旅行先で、一番良かったと思う場所の写真から。もはや中国とは全然関係ないけど別にいいや。

 

 

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チリ・パタゴニアのパイネ国立公園!

 

ここは遠すぎて、二度と行けない可能性が高いけど、もう一回行くだけの価値がある場所だと信じて疑いません。

 

続く。おやすみなさい。

またまた上海科技館

嫁氏のお母さんが遊びに来てくれたので、久々に上海観光。

 

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著名観光地。残念ながら天気も空気もイマイチ。

 

知人が遊びに来ると大体は、外滩行ったり、豫園行ったりというのが定番なのですが、中でも一番喜ばれるのはココ。

 

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上海科技館の偽物ブランド市場。

 

ヴィトンやシャネルといった、いかにもな偽物もありますが、TUMIやPORTERの鞄、NORTH FACEやPatagoniaといったアウトドア系、crocsのサンダルやNIKEの靴に加え、何故かユニクロのウルトラライトダウンなど、そもそも偽物がなさそうなブランドまでの幅広いラインナップ(上記以外も色々ある)。客層としては、欧米の方々が多いです。

 

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たとえばPORTER。細かなところは粗さがあるものの、ぱっと見は本物と比べても遜色なし。普通に使える。

 

嫁氏母上はLongchampの鞄やレスポのポーチなど買ってました。お土産として配るのにちょうどいいみたいです。上海在住者としても、ここは何回行っても楽しいです。

 

※1つだけ科技館がめんどくさいのは価格交渉。必ず店側はふっかけてくるので、大体は先方の言い値の1/3からスタートして、徐々に妥協点を探っていきます。結構めんどくさいので、最初からある程度は下げておいてほしいもんです。

 

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また、科技館にはおもちゃも沢山売っていて、行くたびに娘はテンションアップ。店の前から動かなくなったりします。

 

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以前にも書いたレゴの偽物、乐拼。おまけにSTAR PLANとな。

 

chanmanao.hatenablog.com

 

 

 

さて、今回娘には「1個だけしか買わない」「大きなおもちゃはダメ」と厳命しておいたのですが、最終的に選んだのは…

 

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アナ雪のシール(杖つき)でした。

 

娘はアナ雪大好きなので、これを選ぶこと自体は全く構わないのですが、、、

 

「贈品」ってのはどういうことなんですかね。

 

何かの横流し品なのかな、これって。中国には不思議がいっぱいです。

オバマの無人コンビニ

オバマ広場(嘉顿广场)近くに無人コンビニができてる!

 

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「超级便利店」とのこと。ただの大きな自動販売機にしか見えませんが…

 

1日前に同じ場所を歩いた時は全く工事をしてる様子がなかったにも関わらず、気がつけばこんなものが立ち上がってました。

 

最近こうした新しい業態の小売がどんどん登場してるといった話をよく聞きますが、中国の人たちってこういう新しいものが本当に好きなように思います。

 

うちの会社の総経理(中国人女性)が以前に、「中国人はとにかく流行ってるものが好きなんですよ!」とも言ってましたが、中国のこうした機を見るに敏というか、「とりあえずやってみる」的なマインドとスピードは目をみはるものがあります。

 

無人コンビニが本当に便利か否かは置いておいても、とにかく変化が早くて面白い国です。(上海が特にではあると思いますが)

古北に出没する自称南京人

僕が今住んでる古北というエリアは、日本人もさることながら、外国人がたくさん住んでいるエリアです。(中国人ももちろんたくさんいる)

 

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古北。築年数の割には建物にガタがきていたり、水回りなどのトラブルが頻発するなど中国あるある的な事象は多いものの、落ち着いた街で、家族連れにはとても住みやすい場所です。

 

家族が来るまでは徐家汇というエリアに住んでました。徐家汇は日本でいう渋谷みたいなところで、ここも外国人は多いものの、古北のほうが比率的には相当程度多いように思います。

 

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徐家汇。なんというかギラついた街なのですが、初めて海外生活を開始した場所ということもあり、個人的には思い出深いエリアです。

 

さて、徐家汇に住んでいた頃には全く遭遇したことなかったのですが、ここ古北に来てから、しばしば自称「南京人(南京出身者の意味)」という中国人から声をかけられるようになりました。

 

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※南京は江蘇省省都で、上海からは高铁で1時間半程度でいける、見所満載の歴史ある街です。(行ったことないけど)

 

今日はこの古北エリアに出没する自称「南京人」について触れたいのですが、この自称南京の朋友たちにあいまみえると、決まって概ね以下の内容を、ゆっくりした中国語で、時々英語を混ぜながら話しかけてきます。

 

・今日出張で上海に来ている

・実は財布を落としてしまった

・どうしても今晩の高铁で南京まで帰りたい

 

要は、

 

・金がないから南京までの旅費を用立ててほしい(貸してほしい)

 

ということなのですが、これって思いっきり典型的な詐欺師なのですよ。しかも昔からあるクラシカルな手口みたいで。

 

上海から南京までの高铁のチケットはだいたい150元程度で、日本人(というか外国人か)的にはそれっぽっちの金額で、まさか詐欺を働くとも思えないし、あーそういうもんかと思って金を払ってしまうみたいです。

 

というか、古北に引っ越して来たばっかりの頃に、僕も一回やられたことがあるんですけどね。150元。

 

相手方詐欺師はなかなか身なりよく、なんなら立派な名刺(どこかの会社の副総経理となってた)まで渡してくるという小技を効かせてくるので、まだまだ純粋な心を持っていた僕としては恥ずかしながら引っかかってしまった次第です。

 

今考えればこれだけ電子決済が発達している中国で、財布を落としたから切符が買えないなんてことは100%ありえないですからね。だいたいあいつ携帯持ってたし、微信支付でも支付宝で払うでも、友達に送金してもらうでも良い話で。

 

おまけに普通の中国人は、何か(道など)聞いてくる時はゆっくり喋るなんてことはしないし(まくしたてられる)、ましてや英語なんか絶対に使わないので、この時点で警戒すべきでした。こうやって自分で書いていても、なぜ騙されたのか・・・ということが不思議でなりません。

 

当時は金を貸してあげたのは全く気にしておらず、なんなら良いことをしたな~くらいに考えてましたが、その後何回も「南京から来たんだけど〜」といった連中に遭遇したので(毎回人が違う=沢山いる)、段々と腹がたってきましたね。後の祭りですが。

 

とりあえず興味深いのは、どの詐欺師も必ず「南京から来た」と言ってくることでしょうか。チケットの値段が高すぎず安すぎずちょうどいいのか、メジャーな場所だからかわかりませんが、今のところは100%(自称)南京人です。

 

とにかく古北エリアで南京人という中国人から無心をされたら100%詐欺ですので、くれぐれもお気をつけください。ただし、ちょっとからかう分には笑えるとも思います。