湖北省旅行1日目 武漢で民泊体験
興奮冷めやらぬ安徽省旅行の余韻に浸りつつ、その翌週末には湖北省をふらりと一人旅してきました。主要目的地は三国志でおなじみの「赤壁」です。
赤壁といえば・・・の名シーン。
今回も金曜日に会社を男らしく早退し、上海虹橋駅に向かいます。
上海虹橋駅。いつ来ても圧倒される大きさ。
16:51発の武漢行き高鉄。
今回は人生初の一等座なので、激しくテンション上がります。ゆっても、二等座が満席で取れなかっただけなんですけど。
一等座はお土産付くんですね!
途中信号機故障があり、1時間遅れで武漢駅に到着しました。今見ると、表示板が傾いてる気がしてならないんですけど、気のせいですかね?
武漢駅です。
さて、この日の宿泊予定先は「武汉高铁V9时尚精品公寓」。ctripを確認する限りでは武漢駅から歩いて5分ちょいとかなりの好立地ではあるものの、
1泊94元。都市部にしては、なかなか不安を感じさせられる安さです。加えて安い価格帯の宿は内宾(大陸の人のみ宿泊可)がほとんどの中、外国人は本当に泊まれるのかも気にかかります。
とりあえずは地図の指し示すままに歩いたものの、目的地にホテルっぽいホテルはありません。ただ小区(団地)があるのみです。
どう見てもただの小区・・・ただ、唯一普通と違うのは、予約した宿泊先を探して歩いていたところ、やたらと「宿は決まってるのか?」と客引きをしてくるおばちゃんが多かったこと。電動バイクで颯爽と現れ、予約済である旨伝えると颯爽と去っていきます。
どうやらここの小区は普通に住んでる人たちがいる他にも、民泊として使われている部屋が大量にあるようで、僕が予約したのはその中の一室のようでした。日本でも民泊は経験ありませんが、意図せず武漢で泊まることになるとは…
さて、小区に入ってさまようこと10分。お目当ての宿がなかなか見つかりません。ctripには九号楼と書いてあり、客引きのおばちゃんに場所を聞いたりもするものの、どうしても入口が分からず。しょうがないので、電話してラオバンに迎えに来てもらいました。
ラオバンにピックアップしてもらい、案内してもらった入口。すぐそこだったけど、こんなん自力じゃ絶対にたどり着けないぞ…
17階の1703室が宿泊先。
たぶん元々比較的サイズの大きい部屋を改造して、いくつかの部屋に分けているみたいで、この中の一室に泊まることになった次第です。
ちなみに今回、パスポートチェックはありませんでした。これも中国で初めての経験です。会社先輩の「昔は偽物の身份证(全然知らない中国のオヤジの顔写真が載ってる)がホテル前に売ってて、それを買って宿に泊まったことがある」といった秀逸な逸話が思い出されました。似たようなアングラさを感じます。
とはいっても、部屋はいたって快適。テレビ・エアコン・wifi完備。それでいて清潔感もあります。
唯一の難点は、バスルームが狭すぎて、トイレとシャワーの位置がほぼ被っていること。シャワー使うとダイレクトにトイレに水がかかるので、順番を考えて使わねばいけません。まぁ安いので、これくらいは全然我慢できます。
周囲にはちょっとした屋台であったり、ローカルスーパーなどもあり、比較的賑やかでなかなか悪くないな、というのがチェックイン後の感想でした。
初日おしまい。