貴州省・重慶旅行1日目② 貴陽の高崎山こと黔灵山公园
貴陽空港からエアポートバスに乗り、30分程度で貴陽火車駅に到着しました。
貴陽火車駅。天気が悪い。とりあえず朝ごはんが機内食の美味しくはないお粥のみだったため、まずは駅前のローカル飯屋で腹ごしらえします。
色々とメニューはあるものの、イマイチ推しが何なのかよく分からず、とりあえずは一番上に記載されている炖鸡面をチョイス。
炖鸡面(13元)。あっさり鶏ガラスープ、幅広く受け入れられそうなお味で、結構なお点前でした。というか、普通に美味しかったです。程よくお腹が満たされたところで、ようやく観光に向かいます。
2路バスにて向かった目的地は、以前に書いた微领队の中でも強く推されていた黔灵山。
この黔(qian)という漢字が、貴州省の別称のようです。例えば貴州料理のことは黔菜と呼びます。中国の省は、上海なら沪(hu)、湖南なら湘(xiang)、広東なら粤(yue)といった感じで、どこも同じように別称を有しています。
黔灵山公园到着。入場料は5元とお財布にも優しい。
入場。
少し歩いていたら、山中には猿がいました。というか、この黔灵山公园の中にはめちゃくちゃたくさん猿がいるようです。さながら「貴陽の高崎山」と言っても良いのではないでしょうか。僕は会社入って最初の配属地が大分県だったのですが、高崎山へは知人友人が遊びに来る際などよく訪問していたので、非常に思い出深い次第です。
また、公園内には麒麟洞と呼ばれる愛国主義教育基地に指定されているスポットもありました。
麒麟洞は張学良が日中戦争期間中に幽閉されていた場所らしく、こうした点から愛国主義教育基地となっている模様です。ここの立看板の中でも張学良のことは抗日愛国将領と書かれていましたが、国共合作の立役者であったということで、中国国内では非常に評価されているみたいですね。
洞窟内部の写真もご参考までに。
さて、黔灵山公园の中には、もう一箇所外せないスポットがありまして、それが…
動物園。
わざわざ貴州省まで来て、中秋節の連休中にぼっちで動物園を歩き回っている痛々しさはさておき、5元の入場料に動物園も含まれるというのは、なかなかコストパフォーマンスが秀逸であるように思いました。
レッサーパンダ(小熊猫)だ!
他にもライオンやら、虎やらとなかなか本格的に動物たちもいて、家族連れで賑わってました。家の近くにあったら通ってしまいたくなるレベルです。
そしてリアル動物たちもさることながら、個人的に目を奪われたのは動物のオブジェ。
園内には、どことなく小憎たらしい顔をしている動物たちのオブジェがたくさんあり、見る人の目を楽しませてくれます。
ツノ、一本足りなくない…?
続く。