上海駐在員の中国一周日記

上海駐在中のサラリーマンが、週末使って主に中国国内を旅行してます。日常生活の備忘も適当に書いてます。

上海のローソンにてお手伝い

残業中にお腹が空いたので、お菓子でも買いに行こうと罗森(ローソン)に行き、店内を物色していたところで店員のお姉さんに声をかけられました。

 

お姉さん「あなた、日本語分かる?」

僕「そりゃ分かりますよ、日本人だもん」

お姉さん「そう。それならちょっと手伝ってくれない?

 

・・・なんじゃそりゃ。しばしば中国で感じることですが、この客を客として扱わない感じ。まぁ全然嫌いではないのですけどね 笑

 

という訳で、ちょっとこっちに来てと言われ、レジ横のホットスナックコーナーへと連れていかれたところ、お姉さんは何やらカタカナが沢山書かれたネームシールを取り出してきました。

 

ファランクフゥシャンチャン」「ロウジャアモゥ」「シャンラァヨォユゥチュエン」「タンヂャオジーパイ」など、呪文のような言葉が羅列されています。

 

最初はなんだこれと思っていたら、お姉さん曰く、日本人がホットスナックを注文しやすくなるよう、中国語メニューのカタカナ表記シールを貼りたいとのこと(ここのローソンは日本人客が多い)。たしかに言われてみれば、なるほど先程の単語はそれぞれ、

 

「法兰克福香肠」「肉夹馍」「香辣鱿鱼串」「藤椒鸡排」

 

になるんですね。

 

これをカタカナ読みしたとしても、全く店員に伝わらないのではといった懸念はさておき、サービス向上のための努力というのは素晴らしいことだと思いますし、正直いってこの取り組み姿勢自体に、僕はとても心動かされました。ただ、ちなみになのですが、中国語メニューのカタカナ名称をシールに書いたのも、どうやら別の客人だったようです。本当に頓着しませんね。

 

お姉さんの要望としては、「私は日本語が分からないから、このシールに書いてある言葉を読み上げていって欲しい。そしたらシールを貼っていくから」とのことで、僕の中国語発音こそ怪しいもんなのですが、とりあえず頑張ってお手伝いしてみることにしました。

 

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中国ローソンのホットスナックコーナー。それぞれのフードの所に貼ってある日本語のシールが今回お手伝いしたものなのですが、分かりますでしょうか?唯一悔いが残るのは一番右下の「碳烤甜辣猪肉串」。今気づきましたが、思いっきり間違ったシール貼ってますね…。なんだか悪いことしちゃったなあ。

 

なお「香酥葱油饼」だけはシールがなかったらしく(多分書いた人の見落とし)、

 

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結局僕が書きました。明日からローソンに行って、この文字を見るたびにニヤニヤできそうで、毎日のささやかな楽しみが一つ増えたように感じます。

 

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ついでに今回初めてローソンの肉夹馍(6.5元)買ってしまったんですけど、めちゃ美味いっすね。これ。売れてるとお姉さんも言ってた通り、ちょっとハマってしまいそうです。