上海駐在員の中国一周日記

上海駐在中のサラリーマンが、週末使って主に中国国内を旅行してます。日常生活の備忘も適当に書いてます。

HSK5級を受けてきた

ちょっと前のことになるんですが、去る1月12日にHSK(汉语水平考试)の5級を受けてきたんですよ。

 

※HSK4級は去年の3月に受験しました。

 

本当はもっと早く受けようと思っていたものの、2人目の子供が生まれたり、仕事が忙しかったり、旅行が忙しかったりと、要は自己都合要因で先送り先送りにしてきた訳なんですけど、春節明けには家族が再び上海に帰ってくることが決まり、これはもっと時間が取れなくなっちゃうなと思い、去年12月中旬の期限ギリギリに急遽申し込みをしたのでした。

 

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試験対策としては4級を受けた時と同様、京东で30元程の模擬問題集・単語帳を購入したのみ。ただ12月〜1月と色々バタバタしてしまい、結局リスニングの模擬問題を1回解いただけでテスト当日を迎えた次第です。場所は前回と同じく水城路×虹古路の美和语言进修学校で受けてきまして、テスト自体はまあまあかなといった感触でした。

 

結果通知には1ヶ月程度要するとの案内だったのですが、ここは中国らしい適当さにより、試験からまだ2週間くらいしか経っていないものの、汉语考试服务网に結果がアップされてましたので、この場にてご報告したいと思います。

 

結果は・・・

 

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230点。

 

…なんとなく微妙な点数になってしまいました。5級以上は合格不合格の表示が出なくなるんですけど、4級までの合格ラインが180点(6割)であることを踏まえれば、合格ライン自体は超えていると言えるかもしれません。

 

※中でも写作が低いのが目立ちますが、「指定の単語(5〜6個)を使って80文字程度の短文を作りなさい」といった問題にて、指定された単語のうち半数の意味が分からないとの致命的状況に陥ってしまい、やっつけで作文したもののやはりダメでしたね…。

 

中国に赴任してからまもなく2年半が経過してしまう中で、まだこんなレベルなのと言われればぐうの音も出ませんが、上海来たばかりの頃は冗談抜きで「ニーハオ、シエシエ、ハオチー、マイダン」くらいしか分からないレベルでしたし(大学の第2外国語がチャイ語だったことはそっと伏せておきます)、留学ではなく直接現地事業会社に放り込まれて仕事片手間の勉強だったし等々、男らしく言い訳をしておきたいと思います。

 

それでも、前も書いたかもしれませんが、周りに日本語ができる中国人スタッフが少なかったことは、今考えても中国語学習の環境的にとても恵まれていたなと感じています。これは上海の日系企業では比較的珍しいケースではないでしょうか。

 

まぁ偉そうなことを長々と書いたものの、別に今でも大して喋れる訳じゃないのですが、とりあえず中国国内を旅行する上であまり不自由を感じなくなったのは大きいですね!これだけでも勉強してきた甲斐がありました。もう少しレベルアップすべく、引き続き適度に頑張ろうと思います。

 

最後にご参考まで、比較の仕様がない気もしますが、HSKTOEICを見比べた時の目安について触れてみますと、ネット情報では大体以下のイメージとなるようです。

 

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HSK5級≒TOEIC850点

 

僕は英語ぜんぜん喋れませんが、とりあえず最後2016年にTOEIC受けた時の点数は830点でしたので、一応HSK5級・TOEIC850点(ちょい足りないのはさておき)の両方を見比べることができるかなと思いますが、あくまでも個人的感想としては、TOEICで800点を超える方がだいぶ大変だったように感じる次第です。(英語への苦手意識が強いことも一因であろうとは思います)

 

外国語を喋れる喋れないという点については、どっちのテストも意味がないかもしれないけど、点数とか級というのは非常に分かりやすいので、勉強のモチベーション維持には一役買いますよね!