上海駐在員の中国一周日記

上海駐在中のサラリーマンが、週末使って主に中国国内を旅行してます。日常生活の備忘も適当に書いてます。

山西省・河北省旅行 1日目 平遥古城

ちょっと前(国慶節)の話ですが、山西省と河北省の二省へ一人旅してきました。虹桥の第2ターミナルから、山西省省都である太原まで東方航空で飛びます。

 

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太原空港のバスチケット売場。太原火车站まで、約20元くらい(だった記憶が)。

 

中国のバスは定員にならないと出発しないことが多いですが、この時は最初大型バスで出発を待っていたものの人が集まらず、結局小型バスに乗り換えさせられるとの荒技が発動されてました。

 

さておき、太原火车站までは1時間弱くらい(だった記憶が)で到着。

 

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太原駅。中国の電車の駅はどこもご立派。

 

今回はこの駅を起点に色々動いたのですが、まず初日は世界遺産たる平遥古城へ向かいます。

 

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早速駅で高鉄の切符を取票。今は外国人でもctripでチケットを買えるので非常に便利。窓口で取票する必要はありますが。

 

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待合室。どこの駅でもカップ麺を食べてる人が多い気がします。

 

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ホームへ。今回は动车(新幹線)ではなく、火车(旧スタイル、寝台車あり)で、かつ国慶節中だったため、無座の人民の方々のラッシュが巻き起こっていました。

 

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火车。レトロな感じで、趣深いです。

 

平遥古城に行くためには、火车の平遥駅か、动车の平遥古城駅のどちらかになりますが、动车のチケットが取れなかったため、のんびり火车(寝台車の硬卧)でいきます。平遥までは約2時間。

 

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平遥駅。暗く、そして何もない。一瞬不安になります。

 

さておき、この日は飛行機がちゃんと飛ぶか分からなかったこともあり、太原に着いてからctripで宿を予約したのですが、ctripのカスタマーセンターから電車に乗る前、「宿の老板が駅まで迎えがいるかを聞いている」との電話がかかってきていました。ここらへん、中国のサービスは悪いとか色々言われますが、どんどん良化してきてるのも感じます。

 

平遥駅に着いてから老板が見当たらず、電話で直接連絡を取ったものの、オール中国語のため、意思疎通が難しい。どうやら駅付近にはいるようなのですが、見当たらない。なんとか頑張って電話しながら探していたら、駅の駐車場を超えた先の道路にて、二輪車に乗ったまま待っている親父を発見。そのままノーヘル2ケツとのエキサイティングきわまりないスタイルで、宿まで連れて行ってもらいました。

 

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今回宿泊した朝桂閣客栈。平遥古城内に在してます。

 

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非常にレトロな様相で、値段もさほどに高くなく、従業員(老板とそのご家族)も親切で、とても良かったです。日本人としては2人目のお客さんだそう。こうした客栈と呼ばれる宿が平遥古城内にはたくさんあります。

 

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平遥古城内を少し散策。

 

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山西省刀削麺の本場なので、夜食がてら。

 

初日おしまい。