湖北省旅行2日目② 三国志テーマパーク
城西停车场から赤壁古戦場へと向かうバスの旅にて、隣の痰吐きオヤジに辛抱すること1時間、ようやく目的地へ到着しました。
赤壁古戦場のバス発着場。若干の終末感が漂っています。
標識が出ているため、古戦場の場自体は分かりやすいです。
ただし、なんというか、観光客がビビるくらいいません。
三国赤壁古戦場。不届きにも「見たことあるフォントだな」くらいに思ってたら、実は交通大学と同じく江沢民の筆のようでした。
ここは一応「古戦場」という名前はついてるものの、三国志関係のテーマパークといった方がより実態にマッチしてるように思います。それにしても人がいない。
ようやく人が!といっても観光客ではなく、保安が車に集まって昼飯食べているの図。
パーク内自体は結構広く、全部回るには2〜3時間程度かかります。
とりあえず最初に出迎えてくれるのは、なぜかメカ化されている関羽です。・・・観光の先行きに対する不安がどんどん膨らんでいきます。
フォローするかのように、普通の関羽も祀られてました。
かなりのB級観光スポット感は否めない赤壁古戦場ではありますが、このように「八卦の陣」などと書かれているのを見ると、三国志ファンとしては図らずもテンション上がってしまいます。(実際はただの売店)
散歩にも良いですね。
桃園の誓いや、
劉備が箸を落っことす(曹操との会食中、雷に驚いたふり)といった、三国志の名場面を再現した像がそこら中にあり、これまたファンの興奮を誘います。
洗濯物も良い風情を醸し出してました。
途中博物館もあったので入ってみました。お馴染みのキャラクターがたくさんいます。
なお、近くには別の意味でお馴染みのキャラクターもいらっしゃいました。
さて、この赤壁古戦場の中には僕が楽しみにしていたスポットが2箇所あったのですが、その内の一つが「周瑜像」になります。周瑜は三国志の中でもスタープレイヤーにクラス分けされる呉の名将であり、赤壁の戦いでも超重要な役割を果たしています。が、・・・この周瑜像。
とにかく作りが粗い…!
背面はもはや石のまんまです。まぁこれはこれで中国らしく味があって良いと、出来るだけポジティブシンキングに努めたものの、「にしても、もうちょっとなんとかならなかったのか…」というのはイチ周瑜ファンとして強く感じざるをえませんでした。
続く。