湖北省旅行3日目② 若かりし孫文
長江で泳ぐ人々に軽く衝撃を受けたところで、個人的には何となくやり切った感もあり、武漢駅へ引き返すことにしました。
長江、再见!
武漢駅に戻るための地下鉄最寄駅(4号線首义路)まではバスに乗ります。
首义路駅近くには「泛悦汇」というちょっとお洒落なモールがあり、盒马鲜生(EC・オフラインが融合したアリ系の新小売、便利すぎて人間が腐る)の実店舗をはじめ、何なら日本食屋も入ってました。
そして、帰りの高鉄にはまだ少し時間があり暇だったため、この付近を散歩していたところ、意図した訳でもなく偶々辿り着いたのが、
辛亥革命博物館。
赤壁に行くことが今回の旅行の主要目的だったので、正直失念しておりましたが、武漢は中国近代史の主要舞台でもあります。1911年に武漢で発生した「武昌蜂起」と呼ばれる清朝打倒の反乱が辛亥革命の発端となり、清朝が滅びるきっかけとなりました。ここらへんのエリアというのは、中華民国が発足した地でもあった(はず)です。ちなみに入館料は無料と、お財布にも優しい。
館内には関係する展示物がたくさんあります。
孫文。若い!印象が全く違いますね。例えば毛沢東なんかもそうなのですが、人民元や天安門広場みたいに、日常的に目にする写真の印象が強すぎるからか、たまに違ったものを見ると別人のように感じられます。
偶々見つけて入っただけではあったものの、辛亥革命博物館はなかなか面白かったです。赤壁のように三国志はもちろん良いですが、こうした近代史を眺めるのも楽しいですね(日本人からすると色々と難しさはあるものの)。
最後は武漢駅で再び热干面、それと三鲜豆皮の遅めの昼食を取り、上海に戻りました。
ということで、湖北省旅行は以上でおしまいなのですが、これで残りの未踏省(含自治区等)は以下の通りとなりました。
黒龍江・遼寧・天津・山東・福建・海南・重慶・貴州・雲南・広西・青海・新疆・西藏+江西(通過はしたことあり)
江西含め、残りは十四个省份!