国慶節間際も上海ディズニー
中国では建国記念日たる国慶節の長期連休期間に突入しました。10/1(月)~10/7(日)の7日間が祝日となり、大変喜ばしい限りです。ただ、お休み前の9/29(土)・30(日)は振替出勤日となってしまうこともあり、国慶節直前は7連勤。中国政府様、お願いだからこの振替制度を何とかして下さいませ!
(…などとは書いたものの、僕自身は30(日)を思い切り年休にしたので、全く文句を言える立場ではないのですけどね。)
さておき、余分に休んだ1日を有効活用するため、国慶節前日の9月30日、男らしく一人で上海ディズニーランドへ行ってきました。約1ヶ月ぶりのぼっちで上海ディズニーです。
国慶節期間(10/1~7)は半年パスの利用対象外ともなってしまうので、要注意。
オープンは朝8時からでしたが、前晩の宴席が響き少し寝坊したため、11号線/上海ディズニー駅に到着した時には既に8時半。日本は台風で大変だと思いますが、上海の天気は非常に良好です。また、国慶節の影響だと思いますが、セキュリティチェックがいつもより厳しめでした(帰る時には駅で身分証見せろとかも言われた)。ただ、予想していた程の混雑はありません。
パーク内は夏仕様→ハロウィン仕様へと衣替しています。
入口から近いところで一番待ち時間が短かったのが「米奇俱乐部(ミートミッキー)」。ぼっちには若干ハードルが高い場所だな…と、一瞬躊躇いを感じたものの、待ち時間5分の誘惑に勝てず突入。
ミッキーと僕。心なしか、お互いぎこちない2ショットに。ミッキー右足の角度が、物理的にちょっとおかしい気がするのは気のせいですよね。
記念写真も確保できたことから、続いては未体験アトラクションのあるトイ・ストーリー・ランドへ。ナイスな笑顔!
今回初トライしたのは「抱抱龙冲天赛车(Rex's Racer)」。
かなり強烈な角度までいくので、絶叫系好きにとっては悪くないアトラクションです。
他にも「加勒比海盗(カリブの海賊)」や「翱翔・飞越地平线(ソアリン)」といった人気アトラクションにも乗ることができ、自分で言うのもなんですが、ぼっちながらもかなりエンジョイしてしまいました。
カリブの海賊ではシングルライダーレーンが開放されてました。珍しいというか、今までで初めてです。
国慶節前日ということからお休みに入っていた人も少なからずいたでしょうし、ハロウィンシーズンに入ってますので、正直いえばもっと悲惨なディズニー(人が多くて)になるかなと思ってましたが、意外と穴場で狙い目な1日なのかもしれません。
さて、話は少し変わりますが、ソアリンのように長時間(今回は120分待ち)列に並ぶようなアトラクションの場合、日本人的にはどうしてもイライラさせられるのが横入りです。例えば僕の妻は、僕同様にあまり中国語はできませんし、かなり穏やかな性格だとは思いますが、こと上海ディズニーにおいては「你们要排队!(あんたら並べ!)」と怒っている場面を時々見かけます。
横入りにもいくつかのパターンがありまして、よく見かけるように思われるのが、
①子供をとりあえず前に行かせ(狭い隙間にも入ってくる)、親がそしらぬ顔で子供を追いかけながら、しれっと前進していくパターン
②「家族or友達が前の方にいるから通してくれ」といって、しれっと前進していくパターン。
③直球勝負(ダイレクト横入り)で、しれっと前進していくパターン。
今回ソアリンに並んでいた際も、①子供パターンが原因でめちゃくちゃ喧嘩している人たちがおり「中国人にとっても横入りは嫌なんだな」と感じたり、③でジリジリとラップしてくるオヤジ・おばちゃんとスペース確保の攻防を強いられたりといったことがありました。
もちろん大多数の方々がきちんと並ばれていますので、この点は誤解なきようにとは存じます。一方で、僕自身の経験からすると、日本と比べてその割合が多いのもまた事実であるように感じます。とりあえず最近では「まぁココは中国だからな…」と受け流すようになりましたが…。ダフ屋や偽物グッズ売りの横行も含め、良くも悪くも上海ディズニーということですね。
…以上なんだか長文になってしまいました。結局何が言いたいのかというとですね、
「国庆节快乐!」
という一言につきる次第です!在中国の皆様、それでは楽しい連休を!