江西省旅行1日目② 南昌八一起義紀年館
江西省旅行の続きです。
高鉄の駅から滕王閣旅行区へは、地下鉄で行くことができます。
滕王閣。実はこの建物自体は唐の時代から数えて、29回も建て直しが行われているらしく、場所もちょこちょこと変わっているとの説明書きがありました。現在のものは1989年に竣工した鉄筋コンクリート製とのこと。
楼閣内部①。
楼閣内部②。流石に国慶節連休中で人が多い。
ランタンと国旗の赤色が素敵でした。
ちなみになんですけど、この滕王閣。10月中旬くらいにネットで見たのですが、どうやら国家5A級旅遊景区へと引き上げられるみたいなんですよね。
ということは、今後はさらに観光客が増えていく…のかもしれません。まぁそもそも4A級と5A級で何が変わるのかとかは全然知らないので、ミーハーというだけです。ついでに言うと、8月に行った赤壁古戦場も同じく引き上げられるみたいです。
ここらで江西省グルメを一つ。(昼飯で食べた場所・食事ってだけなんですが)
辣椒炒肉盖浇饭(12元)。江西省は比較的辛い料理が多いみたいで、緑も赤もピーマンではなく唐辛子。個人的には白米に炒菜をぶっかけたものにハズレなしと勝手に思ってるんですけど、やはり間違いなかったです。まぁそもそもコレ、江西料理じゃない可能性もありますが。それと、安メシ屋でローカル感溢れる店ではあるものの、器の色味がいいですよね。これだけでウマさが引き立つってもんです。
さて、滕王閣見学・ランチ後に向かったのが、八一起義紀年館。※1927年8月1日に中国共産党が南昌で起こした武装蜂起を八一起義(南昌蜂起)といい、中国においてはこれを記念して、8月1日が建軍記念日となっている。
共産党系施設なだけあり、国慶節ということも相まってだと思いますが、とにかく行列がすごい。滕王閣とは比べものにならないくらい観光客が並んでいます。
30分くらい並んだところで、ようやく入場することができました。
入場後にまず目につくのが、左手にあるコスプレ(貸衣装)コーナー。八路軍やらの軍服を借りて、写真を撮ることができます。結構ちびっ子がトライしてた(親にさせられてた)印象。
とりあえず個人的に気になったのは、コスプレコーナーにあったマネキンの顔が、とても欧米人っぽいということでしょうかね。なんていうか、これじゃない感が凄かったです。
紀年館内部。
展示内容は割愛しますが、僕は当初この八一紀年館というのは、例えば南京大虐殺紀年館と似たような性質の施設だと思って行ったんですけど(日本人的にはもちろん同じ方向だとは感じるものの)、基本的な主題が異なるからか、雰囲気としては全然違ったというのが感想です。(コスプレマネキンの影響もあるかもしれません…)
また、この八一起義紀年館の目と鼻の先には、非常に賑わっているフードストリート的な場所がありまして、
中には少なからず日本食屋さんも入っており、かなり賑わってました。
おまけに、ここにはくまモンもいましたよ。穿った見方かもしれませんが、日本料理屋の店名が八千代だったりしましたし、こうした諸々の状況を鑑みるに、近くの政治施設的には果たしてokなのかな…と1ミリくらい心配になりました。
続く。