青海省旅行3日目 西寧でも着ぐるみ
明けましておめでとうございます。
早いもので1月も5日に入ってしまいましたが、僕はというと長期休みを消化しつつ、昨日ようやく上海へ帰ってきたところです。
東京の実家からは、新年早々富士山を綺麗に拝むことができました。
※中国は年末年始関係なく稼働中のため「おいおい休みすぎだろう」とお感じになるかもしれませんが、今の世の中PCと携帯さえあれば、正直どこにいようと問題なく仕事はできてしまうのでね(というか容赦なく仕事の連絡くる)、と男らしく言い訳を書いておきます。
さて、青海省旅行の続きです。最終日の3日目は夕方のフライトで上海戻りのため、昼過ぎまで西寧市内を散歩してました。
朝食。宿には無料で朝ごはんがついてたものの、放棄して西寧の特色ある小吃/羊腸面を食べに行きます。
店内。羊腸面(大)/12元を注文。
羊腸面。名前の通り、羊の腸から作ったソーセージ的なものがトッピングされた混ぜ面です。これも初見でしたが、中国は本当に色々な種類の面があって面白い。
羊腸調理中の様子。百度先生によると、羊腸にも荤肠(肉系)と素肠(非肉系)の2種類があるらしく、荤肠は臓物・素肠には豆粉面が詰められているとの区別があるようです。
腹ごしらえをしたところで、西寧市内観光に出発。まず目に止まったのは繁華街のショッピングモール前での人だかり。
UBTECHという深圳の新興テック会社製造のロボットによる广场舞(ちょっと違うか)でした。このロボットは春晩(中国でいうところの紅白歌合戦)でダンスを披露したこともあるようです。日本でも購入可。
ただ、転んで起き上がれなくなったロボットを関係者っぽいオヤジが手動で並べ直してるし…
なんなら保安も並べ直すの手伝ってるし…
とツッコミどころ満載なイベントであり、なかなか興味深かったです。そしてこのイベント、呼び込みをやってるアルバイト的な人も結構いたのですが、呼び込みといえばお約束のアレ。
着ぐるみ!(先の写真にも写り込んでましたね)
お客さんの前でも堂々と面を取ってしまうその鋼のメンタル、まったくもって嫌いじゃないです。
最前列でお客さんよりも熱心に見入ってる着ぐるみもいたし…(仕事しろ!)
なんなら女の子めちゃ嫌がってそうだし…
圧のかけ方が凄い…
といった感じで非常にエキサイティングでした。ただ、せっかく上海から4時間もかけて青海まで来たのに、着ぐるみを見てケタケタ笑っただけで終わってしまうのはもったいないと思い、少しはアカデミックな時間を過ごすべく、青海省博物館へと移動します。中国の博物館は無料のところが多く、トイレ・冷暖房完備につき観光中の時間潰しにはもってこいです。
青海省博物館。
しかしながら、何か様子がおかしい。電気もついてないし、何より人がいない。
・・・休館!(理由不明)
昨日の移動疲れもあるし、外がめちゃ寒かったので、段々と動くのがめんどくさくなり、このあたりで観光は打ち止め。滴滴で車呼んで、空港へ向かうことにしました。結局ほぼ何もしなかったですね。
空港への通り道(市内に近い)にあった立派なお寺。こっちに行けばよかった…
西寧の曹家堡空港到着。
空港のセキュリティチェックでは、ロボットが仕事してましたよ。あまり意味があるようには見えませんでしたが…中国ってこういう新しいもの導入するの好きですよね。(ダイナマイトを持ってくる奴はそうそういないだろうけど)
などと長々と書いてしまいましたが、これで青海省週末旅行はおしまいとなります。
この段階で残りは10省区となりました。次は福建省/武夷山(世界遺産です)に続きます。2019年もよろしくお願い申し上げます。