上海駐在員の中国一周日記

上海駐在中のサラリーマンが、週末使って主に中国国内を旅行してます。日常生活の備忘も適当に書いてます。

ベトナム・ミャンマー旅行③ 世界三大仏教遺跡のバガン

ベトナムミャンマー旅行の続き。

 

ベトナム/フエ

 

ミャンマー/ヤンゴン

 

最後となる3回目はミャンマーバガンについてです。バガンインドネシアのボロブドゥール、カンボジアアンコールワットと並び、世界三大仏教遺跡として名を馳せる場所となりますが、他の二箇所が世界遺産に登録されている一方で、近代的な建材を使用しての遺跡修復や、軍事政権がゴルフコースを作ってしまったこと等に起因して、未だ世界遺産登録がなされていないという穴場スポットです。

 

※ちょっと中国っぽいですよね。万里の長城(河北省あたり)をモルタルで埋めてしまい、ぺったんこになっちゃった的な昔のニュースを思い出しました。あそこまで酷くないとは思うけど。

 

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コレね。

 

さて、先にバガンについての個人的感想を言ってしまうと、ボロブドゥールは行ったことないので分かりませんが、アンコールワットと比べる分には全く遜色なく、観光客がそこまで多くないこともあり(今はどうなのか分からない)、秘境感(僻地感)が強いことも手伝ってか、とても感動したことをよく覚えています。

 

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バガン観光の足として特徴的なのが馬車。旅行者は大体が馬車か自転車利用との印象。

 

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仏教遺跡群であることから、いたる所にナイスな仏像が祀られています。テカテカの現代的仏像もいいですが、日本人的にはこうしたクラシックな仏像がやはり落ち着きますね。

 

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世界遺産登録を阻む要因になっているとの噂のゴルフコースもチェックしてきました。

 

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バガンの街並。


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ヤンゴンとは比べ物にならないくらい、市場もローカル感が強いです。

 

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そしてバガンにおいて、何より旅行客の心を奪うのが、無数ともいえる仏塔の数々。僕が行った2014年においては、大体どこの遺跡にも登って周囲の景色を鑑賞することができましたが、改めてネットなどを見る限り、現在では全面的に禁止されてしまったみたいですね。

 

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当時はこうして、仏塔に登って日没や日の出を拝むことができました。

 

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トイメンの仏塔でも、観光客が日没を見ている様子が分かります。

 

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本当にめちゃくちゃ良かったのですよ。

 

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いつか家族も連れていってあげたいというか、リピートも全然ありな場所だと思います。2019年での世界遺産登録を再度目指しているらしいので、近い将来にはひょっとすればひょっとするかもしれません。

 

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そしてこの写真。

 

これはバガンで友達になったベトナム人が、たまたま仏塔上で日没を待っていた時に撮影してたらしいんですけど、本当にたまたま僕が写りこんでいたみたいなんですよね。彼がこの1年後くらいに写真を整理していた時に、やはりたまたま気づいたとのことから、Facebookで送ってくれまして、偶然の賜物というか個人的にとてもお気に入りの一枚なので載せてみました。

 

また、少し話が長くなりますが、バガンの見所は仏教遺跡だけではありません。ちょっと足を伸ばせばナッ信仰というミャンマー土着宗教の聖地、ポッパ山もあります。

 

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ポッパ山。どことなく気の抜けた名前がまた良し。

 

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山の麓は猿だらけ。ポッパ山は靴を脱いで登らないといけないため、猿のウンコを踏まないようにするのが至上命題。

 

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この渋い顔をした親父たちが、信仰の対象であるナッなのだと思われます(たぶん)。パンチパーマのカタギ紙一重みたいなおっさんにしか見えないというのはさておき、ポッパ山も他に負けないくらい一見の価値ある場所だと思います。

 

などと、ザックリ流して書いてみましたが、とにかくバガンは旅行先として強くプッシュしたい場所の一つでありまして、まだまだ書き足りない気持ちでいっぱいなのですが、寝る時間を削るばかりなので、この辺りで終わりにしたいと思います。

 

それではおやすみなさい。