駐在スタート
ついに中国に赴任をしました。先日まではビギナー駐在員(予定)としていた当日記のタイトルも、晴れて(予定)の文字が外れ、ビギナー駐在員日記と改めました。
さて、出発にあたり、空港には家族が見送りに来てくれていたのですが、最近涙腺が弱くなっているのか、不甲斐なくもちょっと泣きそうになりました。
特に最後子どもを抱っこした時と、保安検査場を抜けたあたりの、家族の姿が見えるか見えなくなるか、といったあたりがヤマ場でしたね。ドラマのワンシーンのような・・・などといったことは全然ないのですが、忘れられない一場面です。まぁ、国慶節に遊びにきてくれる予定なので、二週間ちょっとでまた会えるのですが。。
さておき、旅の始まりといえば、やはりこれですね。
ウマス。
フライト自体は快適に進み、あっとゆうまに上海に到着しました。
海外に常駐するようになる時、当然引越荷物を別途送る次第ですが、その場合は税関で申告しなきゃいけないみたいですね(別送品申告書)。今まで色んな国に行きましたけど、今回初めて税関で申告をしました。紙書いて、カウンターでハンコもらうだけなのですが、忘れると大変らしいです。
そんなこんなで、ついに上海生活がスタートしました。どんな駐在生活になるか全然予想できませんが、日常生活の出来事を定期的に書いていこうと思います。
まもなく赴任
だいぶ時間がかかりましたが、まもなく赴任の時を迎えようとしています。
出張ベースでちょこちょこ現地には行っていたものの、いざ赴任となると寂しさが募ってきますね。嫁氏からは、「ちょっと油断するとセンチな顔をしている」などと言われる有様です。
さておき、引越、役所手続、銀行関係、保険関係、手荷物パッキングなど、あらかた赴任準備が済んで、少しだけ時間が空いたので、子どもが通っているサークル活動に顔を出してみることにしました。
これは1歳〜2歳児が集まって、歌や踊り、工作などを楽しむ活動です。子どもが集団活動をしているのを見るチャンスはなかなかないので、良い機会だと思い、連れていってもらいました。
これくらいの年齢の幼児は、心のおもむくままに行動するので、次に何をし始めるか予想できず、見ていてとても楽しかったです。我が家の娘も最初はビビっている様子でしたが、徐々に調子を上げていき、最後の方には本領発揮してました。子供の成長は本当に早いです。
そして久々、僕の大好きな「陳麻家」にいきました。ここ最近、日本で食べに行っておきたい場所へ色々な方々に連れて行って戴きましたが、最後に中華で締めるというのは、きっと中国にはご縁があったということなのでしょうね(最終出社日の夜も大変お世話になった中華料理屋に連れて行って戴きました)。
ひとまずは思い残すことなく、日本を出発できそうです。本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
万商花鳥市場
海外旅行先で楽しいスポットというのは色々あると思いますが、ローカル感溢れる場所というのは特に刺激的ですよね。
そんなローカル感溢れる場所の代名詞といえば、やはり「市場」になるのではないでしょうか。アジア圏の市場というのは、ごちゃごちゃとしていて、乾物や肉、魚類の匂いが充満し、まさに混沌といった言葉がぴったりで、お好きな方も多いと思います。
僕も海外に行くと、大体は市場を覗いてみるようにしていますが、今回上海で訪れた「万商花鳥市場」は、今まで経験した中でも特にカオスな雰囲気を醸し出していました。
場所は先日訪れた新天地近くの黄陂南路駅から、淮海中路を東に突き進み、西藏南路を南方向にしばらく歩いた辺りに位置してます。
市場の外観はこんな感じです。新天地とはぐっと異なる様相です。
一歩中に踏み込むと、
そう、花鳥という言葉が示す通り、生き物を売っている市場になるのです。
植物、鳥、うさぎ、猫、金魚からアロワナといった魚類、亀などが、所狭しと並んでいます。(食用ではなく、ペット用です)
特に気になったのが、次の写真の部分です。
これ、皆様方が何をチェックしているかわかりますか?
銀色の小さな入れ物がたくさん並んでいるんですけど、中には蟋蟀(コオロギ)が入ってるんです。
中国では古くから、闘蟋(とおしつ)というコオロギ同士を戦わせる競技が人気あるようで、そのために良いコオロギを選定しているみたいですね。
僕はローカル感溢れる場所自体は好きなのですが、昆虫は正直得意でないので、ちょいとビビってしまったものの、非常にエキサイティングな場所でした。ここは間違いなく覗いてみる価値があると思います。
上海には他にもこうした花鳥市場がいくつかあるみたいなので、他の市場もぜひ訪れてみたいです。
中国での食べ放題体験
中国に来るようになってから、初めて食べ放題を経験しました。
もちろん中華料理、ではなく普通に日本食ですけどね。160元くらいだったと思うのですが、とてもたくさんメニューがありました。
こんな立派なお刺身があったり、
ラーメンなど炭水化物類も豊富です。おつまみ類は言わずもがな。
最初の頃(今もまだビギナーですが。。)は、お刺身を中国で食べることに戸惑いがあったものの、最近は気にならなくなりました。むしろかなり美味しかったりします。
それと、メニューには「自助」と書いありましたが、これが中国語では食べ放題の意味のようですね。厳密にはバイキング・ビュッフェといった内容の言葉のようです。
お腹いっぱいになりました。
スターバックス リザーブ
僕は知らなかったのですが、スターバックスには、「スターバックス リザーブ」という高価格帯ラインの店舗があるらしいのですね。新天地散策の後に連れて行ってもらいました。
店構えからしてちょっと違う。
コーヒーは一杯ごとに抽出しています。
マグカップもお洒落です。
上海には6店舗?あると聞きました。
独身時代は毎日のようにスタバへ通っていましたが、一杯300円程度となるとちょっと高いのと、コンビニのコーヒーでも十分美味しいので、最近はめっきり足が遠ざかってました。家庭持ちのサラリーマンにはちょっと高めの値段設定ですね。。
・・・
なんだか少しみみっちい話になりましたが、コーヒーはもちろん美味しかったですよ。それでは。
新天地散策
上海の有名スポットに、新天地という場所があります。地下鉄1号線の黄陂南路駅から歩いてすぐです。
とてもありがたいことに、中国人の同僚が、週末暇だろうからと案内してくれました。日本でいう新宿みたいな場所だよとのことでしたが、全然もっと綺麗です。昔の上海の邸宅なんかをリノベーションしてるみたいですね。欧米人の姿も目立ちます。
おれのシリーズなんかもありました。日本でも行ったことはないですが。。
同僚の方とそのご家族とランチご一緒させていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
こんな立派なお肉とシーフードを戴きました。とても美味しかったです。
それにしても、本当にお洒落なエリアですね。とても良い一日でした。非常感谢。
外食が続く
自炊をしたい。
とは常日頃から考えているものの、1人分のみだと材料費が高くなってしまうのと、面倒くさいのもあり、ついつい外食が多くなります。
行ったことないお店に行くのが楽しい、というのもあるのですけどね。
上海は本当にどこで食べても美味しいので、ここ最近訪問したお店をご紹介します。
・和府捞面
铁板土豪炒饭 32元
麺のお店だけど、なぜか炒飯を頼んでしまいました。他の方のブログを拝見すると、やはり麺が美味しいと書いてありましたね。
・广东煲仔饭
牛腩煲仔饭 25元
クレイポットライスのお店です。昔香港で食べた記憶がよみがえりました。牛腩を牛のすね肉となぜか勘違いしてましたが、腹部分みたいですね。
・小杨生煎
30元くらい
とても有名なお店です。日本のガイドブック読むと大体載ってますね。3種類くらいの生煎包(焼小籠包)と、春雨スープみたいなのがついてきます。注文が難しそうで、中国の方にお願いしました。
・二两小面
麻婆豆腐面 23元
重慶料理のお店と書いてありました。洒落たカフェみたいなお店です。辛めでパンチの効いた麻婆豆腐が載った汁なし麺になります。
・永和大王
鸡腿排饭 20元
店構えや主菜の唐揚を見るに、フィリピンのJollibeeみたいなファーストフード店ですが、中華料理屋ですね。お米がイマイチな感じでした。
外食は楽しいですが、栄養バランス悪いですね。野菜もっと食べたいです。