上海駐在員の中国一周日記

上海駐在中のサラリーマンが、週末使って主に中国国内を旅行してます。日常生活の備忘も適当に書いてます。

国慶節中の上海ディズニー

10/1(月)〜7(日)の国慶節期間中、上海ディズニーランドにおいては、ハーフイヤーパスでは入場できないとのことになっていました。

 

 

が、10/6(土)の午後に入り、上海ディズニーから急遽以下の短信(ショートメッセージ)を受領。

 

【上海迪士尼度假区】无限卡和周日卡的畅游半年卡小伙伴们,好消息!10月7日可以入园啦!位于探险岛园区的全新迪士尼∙ 皮克斯 “寻梦环游记”主题区域闪亮登场,限时推出哦!假期最后一天,漫步在乐园五彩斑斓的街道上,电影里深受喜爱的迪士尼朋友们可能就在你身边!快来一起探索奇妙精彩的神秘世界吧!

 

要は「10/7(日)はハーフイヤーパスホルダーも入場okにします(急遽)、みんな来てね!」ということなんですけど、そもそも今年の国慶節期間中、僕が時々状況をウォッチしていた限りでは、いつ見ても全く混んでなさそうだったんですよね。

 

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例えば10/6(土)の午後1時半。一番混む部類にランク付けされるアトラクション、「飛越地平線」「雷鳴山漂流」ともに待ち時間は僅か30分程度。他も軒並み5〜10分待ちとの様相。

 

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こんな感じが当たり前だった上海ディズニーは何処に…

 

急遽前日に開放を決めるなんていうのは、中国らしい臨機応変さが如何なく発揮された事象であるようにも見受けられますが、上海ディズニーとしても国慶節中は悪い意味で想定外の客入りだったのでしょう(たぶん)。

 

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国慶節中、他の著名観光地が大変なことになっている写真はちょいちょいネットのニュースなどに上がっているのを見てましたが、一方でこのように上海ディズニーの賑わいがイマイチっぽいというのは、非常に興味深いところです。来年はハーフイヤーパスホルダーにも開放されるかも、と予想してみます。

 

※ディズニーとは関係ありませんが、国慶節中の万里の長城とか、ちょっとどんなもんか見に行ってみたい気がしますよね…。「国庆,宅男宅女终于胜利了!」などとも書かれてましたが。。

貴州省・重慶旅行2日目① 陡坡塘瀑布

2日目は貴州省内で一番行ってみたかった、アジア最大の滝こと黄果樹瀑布へと向かいます。

 

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黄果樹瀑布景区は、貴陽から車で大体2時間程度、安順市のなんちゃら苗族自治県黄果樹鎮に位置しており、貴州省のみならず、中国を代表する国家5A級景区となります。

 

旅程に時間的な余裕があまりなく、出来るだけ効率的に回りたかったのと、1人で現地まで行くのが面倒な様相であったことから、今回はctripで現地ツアーを申し込みました。申し込み時は「貴陽駅近くの大昌隆超市集合」との大雑把な情報しかなく、百度地図で見ても「大昌隆超市」でピンポイントに合致する名称がヒットせず(たぶんこれだろうといった名前はある)、具体的な集合場所がよく分からんなぁと若干の不安を覚えていたところで、出発前日の夕方にガイドから以下のショートメッセージを受領。

 

您好,我是你们明天黄果树一日游的导游 ○○○ 手机号:*********** 请明天早上6:40准时到解放路【大昌隆超市】旁边的加油站马路正对面集合(大家需要穿过天桥)车就在天桥附近,到了看到车可以先上车,没看到车就给我打电话。车牌号:贵**** 6:50准时发车(因为是散客拼团,请一定要准时,过时不候)上车后,旅游车第一排不要坐人,第二排开始坐。温馨提示:【因出发时间早,早餐自备,集合地点没有卫生间出门前解决好。】 请收到信息后,一定要回复“收到,几人参团” 避免深夜电话打扰到您休息,谢谢!

 

ちゃんと集合場所の指示や乗るバスのナンバーまで送ってくれると同時に、朝飯は自分で準備のことや、トイレは事前に済ませておくことなど、中国の現地ツアーは初めてだったのですが、意外に細やか(?)なもんなんだなと感心しました。おまけにメッセージ受信後すぐ(せっかちだな)に「メールはちゃんと確認したか?」との電話もかかってきましたしね。

 

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さて、朝6時半頃に指定の集合場所付近に到着すると、周辺は旅客と早餐屋台でごった返しており、ここいらで間違いないのは一瞬で分かりました。が、いかんせん団体や待機しているバス台数が多く、申し込んだツアーがどれなのかが判然としません。

 

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ひとまずそこら辺の屋台で朝飯を調達。蒸しパンと豆乳合わせて6元。

 

結局参加するツアーを自力では見つけだすことができず、しょうがないのでガイドに電話してピックアップしてもらいました。

 

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今回乗車したバスはゆったり三列シート、各座席にはUSBポートが2つ備え付けられている他WiFi完備と、中国とは思えないくらいのハイスペックなバスで最高に悪くなかったです。ツアー自体も人数が少なめなことに加え、煩わしい土産物屋立ち寄りが一切なく(コレ超重要!)、他の黄果樹行きツアーよりは少し値が張るものの(100元程度)、かなり満足度は高かったと思います。

 

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貴陽→安順の道中にあったHollywoodサインならぬ黄果樹サイン。当然ハリウッドに比べればしょっぱい感は否めませんが、なかなか奥地までやって来たなと感慨もひとしおでした。(バス乗ってただけですけど…)

 

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ツアー最初の目的地である陡坡塘瀑布に到着。ここは既に黄果樹瀑布景区内へと入っています。貴陽からのバス移動中の天気が終始雨でシット!と憤っていたものの、黄果樹到着時にはだいぶ良化しており很好でした。

 

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中秋節の連休中でしたので、中国の人気観光地らしく、例の如くこんな感じでしたけどね。

 

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入口。

 

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陡坡塘瀑布!黄果樹瀑布群の中で、最も幅広の滝とのことです。幅105メートル、高さ21メートル。立派!

 

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毎度同じく一歩引いて写真を撮ると、そこにはいつもの中国観光地らしい風景を見ることができます。

 

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ラッキーなことに青空も見え始めました。黄果樹は本当に自然豊かで、ここから先に待ち受ける瀑布群も非常に期待がもてる次第です。

 

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最後は本当どうでもいいことなのですが、今回黄果樹観光中にはこのマークをよく見かけました。ぱっと見は世界遺産マークっぽいものの、その実「中国国家風景名勝区」マーク。

 

・・・悪意の有無はさておき、とりあえず絶対勘違いする奴いるぞ!(特に外国人。というか俺!)

 

続く。

国慶節での一時帰国

諸事情あり国慶節4日目に入った今日、日本に帰ります。まぁ深い理由がある訳でもなんでもなく、10/4にたまたま特典航空券が取れたっていうだけなんですけどね(往路のみ)。という訳で、現在虹橋空港におります。

 

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空港はボチボチ混んでましたが、虹橋の国際線はそもそもの便数自体が少ないので、人がさほどには多くなくて非常に良いですね。普段はビジネスマンだらけですが、今日はやはり中国人のお客さんたちが大半を占める様子でした。

 

JALのカウンターでチェックイン時、フライトが満席だったとのことらしく、なななななんと、

 

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ビジネスへとアップグレード!!

 

こんな特典航空券で乗ってるしがない末端ユーザーに恐れ入ります…!JAL様、感谢感谢!

 

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大いに気を良くしたところで、ターミナル1階にてモバイルWiFiを借りに行きました。以前知り合いに教えてもらって以来、日本に帰る時は必ず中国からWiFiを借りていきます。向こうで電話とか使わないですしね。デポジットは取られますが、ストレスなくネットに接続でき、10元/日と非常にリーズナブル。

 

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タオバオで「日本・WiFi」で検索かければ出てくるので、是非ともお試し下さい。空港で借りて、空港で返却できます(虹橋・浦東どちらでもok)。個人的には漫游超人がおススメです。

 

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そしてラウンジも全然人がおらず、ほぼ独り占め状態に…。

 

実は10月2〜3日にて、また懲りずに中国国内某所を一人旅していたのですが、まさに昨日のちょうど今頃は、

 

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こんな感じのパンチの効いたローカル食堂で10元メシを食べていたこともあり(美味しかったけど)、ギャップがありすぎて戸惑いを隠せません。おまけに復路は茨城空港から春秋航空と、これまた往路との格差がひどいので、全力でビジネスクラスを楽しみたいと思います。

 

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しかも、もう一生乗れない可能性のある(懐事情的に)最新式フルフラットの座席タイプじゃないか…!

 

それではしばしの間、再见上海!

貴州省・重慶旅行1日目③ 二七路小吃街

貴州省重慶旅行の続き。

 

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黔灵山公园を引き上げた後、特に行きたいところも見当たらず、適当に歩き回っていた贵阳の街の写真。なんだ全然都会じゃんか、という印象でした。

 

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著名観光地、甲秀楼。

 

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次の日の現地ツアー集合時間が比較的早いこともあり、観光は早めに切り上げて晩ご飯。贵阳火车站近くに宿を取っていたのですが、宿近くの商業施設横に二七路小吃街という屋台街があったので、行ってみることにしました。一人旅は気楽なんですが、ごはんの時どうしても不便なので、小吃が豊富な場所というのはありがたいのです。

 

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二七路小吃街では、写真のような小吃屋台が数百メートル程続いており、かなり賑わってるので、なかなか圧巻な様相でした。

 

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せっかくなので貴州名物を食べたいなと思い、比較的人がたくさん並んでいた酸汤砂锅粉のお店に決めます。

 

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土鍋に入った具材を酸味の効いたスープで煮込み、火が通ったところで最後に米粉(米の麺)を投入するといったローカルフード。貴州料理の特徴としては酸味と辛味になるんですが、この酸味自体はトマトで出してるんだって。だからスープの色も赤いとかなんとか(会社の中国人スタッフ談)。

 

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ということで酸汤大肠粉(16元)

 

酸汤鱼片粉(12元)とどっちにしようか迷ったものの、僕は内臓類が好きなので、結局大腸粉をセレクト。味については「めちゃくちゃ美味い!」といった程ではなく(名物料理にありがちな)、まぁいたって普通なんですけど、なんとなく後を引く感じでペロリでした。

 

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二七路小吃街横の立派な商業施設。貴州にも优衣库(ユニクロ)があったのか…!というか、横の少数民族写真とのギャップがすごい。

 

最近では地方都市も含めて、いたる所にユニクロは進出しているようにお見受けします。この広い中国で、ブランド認知が進むと同時に、消費者にアイテムも受け入れられてるということでしょうから、普通にすごいことですよね。価格帯としては日本よりも高い気がするものの(逆に高いからいいのでしょうかね)。

 

…なんてことをぼんやり考えながら、宿に戻って寝ました。初日おしまい。

国慶節間際も上海ディズニー

中国では建国記念日たる国慶節の長期連休期間に突入しました。10/1(月)~10/7(日)の7日間が祝日となり、大変喜ばしい限りです。ただ、お休み前の9/29(土)・30(日)は振替出勤日となってしまうこともあり、国慶節直前は7連勤。中国政府様、お願いだからこの振替制度を何とかして下さいませ!
 
(…などとは書いたものの、僕自身は30(日)を思い切り年休にしたので、全く文句を言える立場ではないのですけどね。)

 

さておき、余分に休んだ1日を有効活用するため、国慶節前日の9月30日、男らしく一人で上海ディズニーランドへ行ってきました。約1ヶ月ぶりのぼっちで上海ディズニーです。
 

 
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国慶節期間(10/1~7)は半年パスの利用対象外ともなってしまうので、要注意。
 

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オープンは朝8時からでしたが、前晩の宴席が響き少し寝坊したため、11号線/上海ディズニー駅に到着した時には既に8時半。日本は台風で大変だと思いますが、上海の天気は非常に良好です。また、国慶節の影響だと思いますが、セキュリティチェックがいつもより厳しめでした(帰る時には駅で身分証見せろとかも言われた)。ただ、予想していた程の混雑はありません。


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パーク内は夏仕様→ハロウィン仕様へと衣替しています。 

 

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入口から近いところで一番待ち時間が短かったのが「米奇俱乐部(ミートミッキー)」。ぼっちには若干ハードルが高い場所だな…と、一瞬躊躇いを感じたものの、待ち時間5分の誘惑に勝てず突入。

 

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ミッキーと僕。心なしか、お互いぎこちない2ショットに。ミッキー右足の角度が、物理的にちょっとおかしい気がするのは気のせいですよね。

 

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記念写真も確保できたことから、続いては未体験アトラクションのあるトイ・ストーリー・ランドへ。ナイスな笑顔!

 

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今回初トライしたのは「抱抱龙冲天赛车(Rex's Racer)」。

 

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かなり強烈な角度までいくので、絶叫系好きにとっては悪くないアトラクションです。

 

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他にも「加勒比海盗(カリブの海賊)」や「翱翔・飞越地平线(ソアリン)」といった人気アトラクションにも乗ることができ、自分で言うのもなんですが、ぼっちながらもかなりエンジョイしてしまいました。

 

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カリブの海賊ではシングルライダーレーンが開放されてました。珍しいというか、今までで初めてです。

 

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国慶節前日ということからお休みに入っていた人も少なからずいたでしょうし、ハロウィンシーズンに入ってますので、正直いえばもっと悲惨なディズニー(人が多くて)になるかなと思ってましたが、意外と穴場で狙い目な1日なのかもしれません。

 

さて、話は少し変わりますが、ソアリンのように長時間(今回は120分待ち)列に並ぶようなアトラクションの場合、日本人的にはどうしてもイライラさせられるのが横入りです。例えば僕の妻は、僕同様にあまり中国語はできませんし、かなり穏やかな性格だとは思いますが、こと上海ディズニーにおいては「你们要排队!(あんたら並べ!)」と怒っている場面を時々見かけます。

 

横入りにもいくつかのパターンがありまして、よく見かけるように思われるのが、

 

①子供をとりあえず前に行かせ(狭い隙間にも入ってくる)、親がそしらぬ顔で子供を追いかけながら、しれっと前進していくパターン

②「家族or友達が前の方にいるから通してくれ」といって、しれっと前進していくパターン。

③直球勝負(ダイレクト横入り)で、しれっと前進していくパターン。

 

今回ソアリンに並んでいた際も、①子供パターンが原因でめちゃくちゃ喧嘩している人たちがおり「中国人にとっても横入りは嫌なんだな」と感じたり、③でジリジリとラップしてくるオヤジ・おばちゃんとスペース確保の攻防を強いられたりといったことがありました。

 

もちろん大多数の方々がきちんと並ばれていますので、この点は誤解なきようにとは存じます。一方で、僕自身の経験からすると、日本と比べてその割合が多いのもまた事実であるように感じます。とりあえず最近では「まぁココは中国だからな…」と受け流すようになりましたが…。ダフ屋や偽物グッズ売りの横行も含め、良くも悪くも上海ディズニーということですね。

 

…以上なんだか長文になってしまいました。結局何が言いたいのかというとですね、

 

「国庆节快乐!」

 

という一言につきる次第です!在中国の皆様、それでは楽しい連休を!

オバマ広場壊滅

古北近辺の日本人で、お世話にならなかった人はいないだろうと思われるオバマ広場こと嘉顿广场。なぜオバマという通称なのかは存じませんが、ここのところテナントとして入っていた飲食店が、どんどんクローズしてきてはいました。が、

 

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いよいよ終わりが近づいている様子です。

 

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写真は9月中旬時のものですので、今はもっと解体が進んでいるかもしれません。往時の活気はまるで無く、気がつけば、いつのまにか無人コンビニもなくなってました。

 

 

KING大志なんかはまだ営業を続けてるみたいですが、店員さんに聞いた限りでは今後どうなるかは全然分からないとのようです。個人的には、濱之家(家系ラーメン屋)がなくなったのが本当に惜しい。遅くまで残業した後に、よく会社の人たちと行ってました。

 

横浜家系濱之家http://m.dianping.com/appshare/shop/18417799

ラーメンも炒飯も美味しかったのになぁ…

 

本当かどうかは知りませんが、オバマ広場は武警(中国人民武装警察部隊)の所有物との話があるらしく、こうした国家に属する組織が、小遣稼ぎ(?)的に家賃収入等を得るのが、体裁上よろしくなかった…ということなのかもしれません。ちなみに、水城路駅直結の星空広場も、やはり同じく武警所有との話を聞いたことがあります。

 

いずれにせよ、とても残念です。

貴州省・重慶旅行1日目② 貴陽の高崎山こと黔灵山公园

貴陽空港からエアポートバスに乗り、30分程度で貴陽火車駅に到着しました。

 

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貴陽火車駅。天気が悪い。とりあえず朝ごはんが機内食の美味しくはないお粥のみだったため、まずは駅前のローカル飯屋で腹ごしらえします。

 

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色々とメニューはあるものの、イマイチ推しが何なのかよく分からず、とりあえずは一番上に記載されている炖鸡面をチョイス。

 

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炖鸡面(13元)。あっさり鶏ガラスープ、幅広く受け入れられそうなお味で、結構なお点前でした。というか、普通に美味しかったです。程よくお腹が満たされたところで、ようやく観光に向かいます。

 

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2路バスにて向かった目的地は、以前に書いた微领队の中でも強く推されていた黔灵山

 

 

この黔(qian)という漢字が、貴州省の別称のようです。例えば貴州料理のことは黔菜と呼びます。中国の省は、上海なら沪(hu)、湖南なら湘(xiang)、広東なら粤(yue)といった感じで、どこも同じように別称を有しています。


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黔灵山公园到着。入場料は5元とお財布にも優しい。

 

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入場。

 

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少し歩いていたら、山中にはがいました。というか、この黔灵山公园の中にはめちゃくちゃたくさん猿がいるようです。さながら「貴陽の高崎山」と言っても良いのではないでしょうか。僕は会社入って最初の配属地が大分県だったのですが、高崎山へは知人友人が遊びに来る際などよく訪問していたので、非常に思い出深い次第です。

 

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また、公園内には麒麟洞と呼ばれる愛国主義教育基地に指定されているスポットもありました。

 

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麒麟洞は張学良が日中戦争期間中に幽閉されていた場所らしく、こうした点から愛国主義教育基地となっている模様です。ここの立看板の中でも張学良のことは抗日愛国将領と書かれていましたが、国共合作の立役者であったということで、中国国内では非常に評価されているみたいですね。

 

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洞窟内部の写真もご参考までに。

 

さて、黔灵山公园の中には、もう一箇所外せないスポットがありまして、それが…

 

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動物園。

 

わざわざ貴州省まで来て、中秋節の連休中にぼっちで動物園を歩き回っている痛々しさはさておき、5元の入場料に動物園も含まれるというのは、なかなかコストパフォーマンスが秀逸であるように思いました。

 

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レッサーパンダ(小熊猫)だ!

 

他にもライオンやら、虎やらとなかなか本格的に動物たちもいて、家族連れで賑わってました。家の近くにあったら通ってしまいたくなるレベルです。

 

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そしてリアル動物たちもさることながら、個人的に目を奪われたのは動物のオブジェ

 

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園内には、どことなく小憎たらしい顔をしている動物たちのオブジェがたくさんあり、見る人の目を楽しませてくれます。

 

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ツノ、一本足りなくない…?

 

続く。