北京旅行 2日目 慕田峪长城
話は戻りますが、6月にいった北京家族旅行の続き。
2日目も大学の同期がありがたいことにアテンドしてくれ、様々な観光地へ行ってきました。
北京といえば、こちらに行かないとですね。
不到长城非好汉(長城に至らずしていい男といえようか)という毛沢東の詠んだ有名な言葉もあります。
北京からいける長城の観光場所としては主に二箇所あり、僕は2008年に一度八達嶺という場所には行ったことがあったので、もう一つの慕田峪に連れてってもらいました。
ちなみに国慶節期間中の長城はこんな感じになるようです。
…人が2〜3人落っこちてても不思議じゃないですね。空いててよかった。
さて、この慕田峪长城が面白いのは、行きはリフトで登っていくのですが、帰りが滑り台方式でいくことができるのです。
こんな感じ。これが意外に楽しくて、子供も喜んでいました。
長城を満喫した後は、僕ら家族も友人も特に地元料理がどうしても食べたいということはないので、普通に長城下にあるイタリアンで食事をし、市街地に戻りました。
その後は、颐和园やその他の観光地を案内してもらい、
紫禁城。今回は外から眺めるだけ。
夜はこれまた普通に日本食を食べました。やはり日本人たるもの、日本食が結局一番美味しいです。
国慶節期間中の電車移動
今、家族が日本に帰ってしまっているので、また中国国内一人旅中です。今回は旅行先の都市間を动车(早い)ではなく火车(ゆっくり)で移動してます。
火车は动车とはチケットタイプが異なり、软卧(良い寝台)、硬卧(普通の寝台)、硬座(普通の座席)、そして有名な无座(席なし)があります。
今回電車を使ってるルートとしては、
③太原(山西省)→石家庄北(河北省) 硬座
さて、中国は祝日が少ないので、長期連休たる国慶節と春節は、人が溢れ出てくる(くらいごった返す)というニュースがしばしば流れるかと思います。
今回でいえば①②は激しくは混んでおらず、寝台ということもあって比較的余裕がありましたが、③がなかなか大変で、
検票からしてまぁたくさんの人がいましたが、
車内のごった返しがすごい。。
无座の方々がおしくら饅頭になっている訳ですが、車両内の通路までびっしりで車内はカオス状態。終点は天津とかあっちのほうだった気がするので、どこまでいくかは分かりませんが、半日近く乗る人もいるかもしれません。
噂には聞いてましたが、連休+无座の恐ろしさを垣間見た電車移動でした。
ではでは。
北京旅行 1日目
これも前のことになりますが、4月に家族が上海に越してきて、少し落ち着いたので、6月に北京へ家族旅行を計画。北京には大学時代の友人が駐在しており、彼がアテンドをしてくれることになりました。
出発の日は天気が大荒れ。ディレイは当たり前、欠航もちらほら。本当は虹橋9時半発の飛行機に乗る予定だったものの、2時間くらい経過したところで、当分飛びそうにない(9時発もまだボーディングの気配なし)だろうとKFCにご飯食べに行ったのですが、店に入る直前で電光掲示板を奥さんがちらっとみたら、、、特にアナウンスなしにいきなり搭乗開始になっている。。恐ろしすぎるぞ中国。これ絶対乗り遅れる奴いるだろうなと思いながら搭乗口へ。3時間遅れで出発。
その後は順調にフライト。友人とも合流し、まずはお約束の、
こちら。
天気もよくヘンハオ。子供がなぜか終始髪の毛の左右側頭部を持ち上げていたので、何をやってるのかと思っていたら、どうやら某写真に啓発されて、真似をしているようでした。
子供は目の付け所が違います。また、何を勘違いしたのかじいじとも言ってました。恐れ多いことです。じいじと髪型似てる訳でもないのですが。。
夜はアテンドしてくれた友人、友人後輩、奥さんの会社後輩と有名な北京ダッグを食べにいき、楽しい1日目でした。非常感谢。
錦江楽園
上海には高名な上海迪斯尼(ディズニー)の他にも、伝統ある遊園地がいくつかあります。
僕はチープな雰囲気の海外遊園地が好きなので、上海にあるローカル遊園地の一つ、锦江乐园に行ってきました。
場所的には古北からタクシーで20分程、チケットはあらかじめ大众点评で購入し、到着したら窓口でチケットをもらうだけのはずではあったのですが、、、
あぁ…。ここでも中国名物長蛇の列が。。大众点评で買った時から半額(入場+乗り物2つで60元⇨30元)だったので、変だとは思っていたのですが、どうやらこの日から旅行節のため、色んな上海内の観光スポットがお得になっていた影響で、人が多かったものと思われます。おまけに全然進まない上に暑い。
チケットを取って入場するだけで消耗したものの、内容的にはなかなか愉快な遊園地でした。
お化け屋敷。
ジャックスパロウ(?)
スラムダンク(?) 色が…
ガンダム(?)
谁…?
そして前に行った蘇州楽園に引き続き、どうやらここも、
it's a small world的なアトラクションがあったみたいだったのですが、休止中で残念。とりあえず外観はまんま。
もちろんちゃんとしたジェットコースターや美味しいレストランもあります。
加えて台湾でおなじみの士林夜市も。ただ、これは本物のようでした。提携?
上海は観光地も豫園と外灘くらいしかありませんので、こういうローカル遊園地にいってみるのも楽しいですよ。
吉林省旅行 3日目 国境の街 图們
上海へ戻るフライトは夜のため、日中は観光。北朝鮮との国境の街、图们を目指します。
图们へ行く方法はバス。延吉には大きなバスターミナルが2箇所あって(たぶん)、长白山へ連れていってくれたおっさんに聞いてみたところ、こっちがいいぞと教えてくれたターミナルへ向かってみることにしました。
バスターミナル。
到着してチケットを買おうとしたら、窓口のおばちゃんには、图们行きは一番早くても2時間後だ的なことを言われ、早く乗りたいならもう一つのバスターミナルへ行けと言われました。おっさんマジかよ、、、などとはまぁ特に感じませんでしたが、時間のロスはもったいないですね。
気を取り直してもう一つのバスターミナルへ。
バス。今回は問題なく買えました。延吉からバスで1時間程度の場所に、图们はあります。
图们。なんというか、普通の街ではあるのですが、形容し難い独特の雰囲気があります。
ちょうど昼時なので、まずは昼ごはん。
この辺りは羊肉串が名物と聞いた記憶があっあたので、串焼のお店へ。
自動串焼き機。初めてみました。置いておくとクルクル回って、勝手に焼かれていくので便利。そして好吃でした。
さてさてごはんの後はついに国境へ!
・・・あっさり国境まで着いちゃいました。川の向こう側は北朝鮮です。全然現実感ないですね。
北朝鮮サイドでは電車が走ってました。めちゃめちゃスピードはのろかったものの。後日ネットでみたら、走ってる電車が見れるのはかなりレアケースのようでした。
場所を少し変えて、中朝国境にかかってる橋がある所へも行ってみることにします。
橋のセンターより手前の黄色側が中国。奥の青側が北朝鮮です。向こう側で人が歩いてるのが見えたりします。昔は観光客でも橋の真ん中までは行けたらしいですが、現在は不可。
ただ、想像していたよりはよっぽど緩いというか、普通に観光地化されてました。
手を伸ばせば届きそう、という程では全然ありませんが、対岸はかなり近かったです。
国境見学終了した後は、来た時と同じバスターミナルから延吉へ。延吉に戻った後は特にやることもないため空港へ。上海に戻ります。
今回は場所が場所だけに気を遣う旅行ではあったものの、総じて刺激的な3日間でした。
吉林省旅行 2日目③ 北朝鮮レストラン
长白山から延吉に戻ってきてからの話になりますが、延吉は朝鮮族の街なので、街中には中国語と同じくらいハングルが溢れています。
韓国料理屋が多いのはもちろんですが、国境に近いというのもあってか北朝鮮料理屋もあります。中には北朝鮮の表演(ショー)が見れるというお店もあるみたいなので、これは行くしかないと思い、トライしてみることにしました。
※北朝鮮レストランは上海にも何軒かあり、今の家の近くにもありますが、延吉旅行時には知りませんでした。
ネットで調べると、宿泊していたホテルから15分くらい離れたところにある柳京飯店内のレストランに行けばショーが見れるとのこと。ちなみに柳京飯店は北朝鮮が運営してるホテルのようです。
柳京飯店。ホテル内に入るとチマチョゴリを着た北朝鮮のお姉さんが出迎えてくれます。
この日は日曜だったのですが、どうにも客が少ない。お姉さんに今日はショーはあるのか聞いてみたら、なんと今日はお休みとのこと。今回の旅行はなかなかうまくいきません。
一瞬帰ろうか迷いましたが、まぁなかなかこんな機会もないだろうと考えて、晩御飯をここでたべることにしました。
メニューを見るとなんと日本語での記載があり、松茸ごはんなどの日本食もあったり、この街で唯一出会った日本語が喋れる人も北朝鮮レストランのおばちゃんだったりと色々驚きが。まぁ日本食は食べませんでしたが。。
食べたのは平壌冷麺、タラと野菜の甘酢あん(的料理)。北朝鮮料理です。
服務員が将軍様のバッジをつけてたり、レストラン内のテレビで普通に将軍様の映像が流れていたりと、シュールで非日常感満載の雰囲気でした。
延吉の街にあるショッピングモール。柳京飯店から出たあとは街中をプラプラして、ホテルに戻りました。