上海駐在員の中国一周日記

上海駐在中のサラリーマンが、週末使って主に中国国内を旅行してます。日常生活の備忘も適当に書いてます。

中国全省制覇

2017年の締めくくりとして、12月中旬に甘粛省寧夏回族自治区に行きました。

 

せっかく中国に住んでるので、駐在期間中は色んなところへ行ってみようとふらふら旅行しておりましたが、現在のところ降りたったエリアは以下となった次第です(赴任前に行った場所も一部含む)。

 

上海・北京・江蘇省浙江省広東省湖南省河南省・河北省・山西省陝西省吉林省四川省・香港・マカオ内モンゴル自治区、そして今回の甘粛省寧夏回族自治区を加え、17箇所。ほぼ週末の弾丸旅行ですので、自分としてもけっこう行けたかなと思います。

 

中国には全部で22省・4直轄市・5自治区・香港・マカオの合計33箇所あり、全省制覇に向けてはあとちょうど半分くらい。

 

早いもので、駐在開始して1年4ヶ月程が経ってしまいましたが、早ければあと1年くらいで帰任になる可能性もあるため、2018年も頑張って旅行に励みたいものです。仕事は山ほどありますが。。

 

f:id:chanmanao:20180107183457j:image

5年くらい前に旅行で行った九寨溝。今は本当に残念。

 

気がつけばこのブログもただの旅行日記となりつつありますが、まぁ別にいいかということで、今年もよろしくお願いします。

中国の宴席

普段仕事で外出する機会は少ないのですが、所用あり、浙江省杭州に来ています。

 

仕事後にお客さんとの宴席だったのですが、中国赴任以降で一番飲む羽目になり、そのままホテルにかつぎこまれ、先程目が覚めました。気持ち悪い。。

 

f:id:chanmanao:20180106045313j:image

宴席風景。杭州料理。円卓。

 

僕自身はお酒がほとんど飲めないのですが、中国人の方々との宴席になると、どうしても飲む必要というのも出てきます。「飲めないなら一滴も飲むな」とはよく言われるものの、やはりたくさん飲んだほうが、特に初対面の人たちは、受け入れてくれるように感じますしね。

 

それでも上海を中心とした華東エリアの飲み会は穏やかと聞きますし(白酒というよりは、紹興酒だったりワインを飲む場合が多いような)、赴任前に想像していたよりは皆様優しいとの印象です。飲まない(飲めない)中国人の方々も結構います。

 

これが北のほう(特に山東省あたり)になると本当に大変なようですが。。

 

ただ、意外に日本人同士で中華など行った時のほうが潰し合いになる(白酒で乾杯乾杯)という話もよく聞くので、なかなか一筋縄ではいかない中国宴席事情な次第でした。それではおやすみなさい。

山西省・河北省旅行 3日目 石家庄散策

最終日たる3日目は石家庄市内を散策。ホテルをゆるりとチェックアウト。とりあえず朝ごはん何を食べようかなと、街をうろついていたら、

 

f:id:chanmanao:20171228005527j:image

吉野家を発見。こんな場所にもあるというのは日本企業はすごいですね。中華にちょっと飽きていたこともあり、迷わず入店。

 

f:id:chanmanao:20171228005925j:image

牛丼套餐。久々に食べたら美味しかったです。日本と変わらぬ味。

 

f:id:chanmanao:20171228010208j:image

吉野家退出後、地下鉄に乗って河北博物館へ。入場料金は無料。

 

f:id:chanmanao:20171228010555j:image

入口横にあるチケットオフィスでパスポート見せれば、入場のチケットをくれます。

 

f:id:chanmanao:20171228010644j:image

館内。

 

f:id:chanmanao:20171228010738j:image

f:id:chanmanao:20171228010815j:image

f:id:chanmanao:20171228010914j:image

展示物の数々。(石家庄は正直いうと、博物館くらいしか観光するところがありません。)

 

博物館をゆるりと見学した後は、大众点评で調べた美味しそうな麺のお店へ。ローカル感満載の道を歩いていくと、

 

f:id:chanmanao:20171228011050j:image

これまた、どローカルな雰囲気のお店が。铁锅焖面との名前です。

 

f:id:chanmanao:20171228011406j:image

1人1個、鉄鍋で作った炒面が提供されます。B級グルメといった様子で、とても好吃でした。

 

f:id:chanmanao:20171228011836j:image

博物館の近くには親分の像があり、写真だけ撮りました。

 

この日は他に特別やることもなく、飛行機の時間もぼちぼち近づいていたため、空港に向かいます。空港行きのバスは民航大酒店(名前ちがうかも)から出ています。

 

民航大酒店に着くと、タクシーの客引きの親父曰く、嘘か本当かはわからないものの、バスはちょうど出発したとのようです。

 

親父が、とりあえず4人集まればタクシーで空港まで出発すると言っており、10分くらい待っていたら4人集まり、中国人と相乗り。値段はほぼバスと同額だった気がします。

 

f:id:chanmanao:20171228012811j:image

空港へ到着。

 

上海に戻りました。

山西省・河北省旅行 2日目 古城散策と石家庄へ

今回の宿は朝ごはん付。

 

f:id:chanmanao:20171219011342j:image

伝統的な中華スタイルの朝ごはんで、美味しかったです。また来ることがあれば再訪したいですね。

 

さて、平遥古城自体はけっこう広く、古城内にはいくつか観光スポットがあり、まずはチケットを購入します。

 

f:id:chanmanao:20171219011457j:image

こうしたチケット売場がいくつもあります。100元くらいでした(たぶん)。

 

f:id:chanmanao:20171219011944j:image 国慶節中ということもあり、人がたくさんいます。

 

f:id:chanmanao:20171219011916j:image

城壁に登る。西安の城壁は、上をサイクリングできましたが、ここは足で回るしかありません。

 

f:id:chanmanao:20171219012144j:image

城壁からの眺め。

 

f:id:chanmanao:20171219012340j:image

おりました。

 

f:id:chanmanao:20171219012434j:image

ふらふら歩いてたら、刀削麺屋にて、自動麺切りマシンが。ただ結局、店の親父が生地を抑えてるため、完全な自動ともいえない代物ですね。

 

f:id:chanmanao:20171219012732j:image

自動麺切りマシンとは違うお店にて、お昼ごはん食べようと、刀削麺をオーダー。少しは昨日と違うもの出てくるかな・・・と思ってたものの、味も含めてほぼ同じ。

 

f:id:chanmanao:20171223222214j:image

古城を散策した後、平遥駅へ戻ってきました。

 

f:id:chanmanao:20171223222647j:image

火车でひとまず出発地点の太原まで戻ります。

 

f:id:chanmanao:20171223222529j:image

太原着。ここで乗り継ぎをし、河北省の石家庄まで向かいます。

 

f:id:chanmanao:20171223222759j:image

乗り継ぎが1時間程度余裕あったため、一度駅から退場。

 

f:id:chanmanao:20171223223011j:image

待合室。

 

f:id:chanmanao:20171223223121j:image

以前にも書いたかもしれませんが、車内は大変な混雑でした。硬座利用。

 

f:id:chanmanao:20171223223221j:image

夜の23時頃に石家庄北駅に到着。石家庄は河北省の省都です。

 

駅前にいる激しい客引きのタクシーにお世話になり、ホテルに向かい、そのままベッドに収まりました。

山西省・河北省旅行 1日目 平遥古城

ちょっと前(国慶節)の話ですが、山西省と河北省の二省へ一人旅してきました。虹桥の第2ターミナルから、山西省省都である太原まで東方航空で飛びます。

 

f:id:chanmanao:20171216022407j:image

太原空港のバスチケット売場。太原火车站まで、約20元くらい(だった記憶が)。

 

中国のバスは定員にならないと出発しないことが多いですが、この時は最初大型バスで出発を待っていたものの人が集まらず、結局小型バスに乗り換えさせられるとの荒技が発動されてました。

 

さておき、太原火车站までは1時間弱くらい(だった記憶が)で到着。

 

f:id:chanmanao:20171217123533j:image

太原駅。中国の電車の駅はどこもご立派。

 

今回はこの駅を起点に色々動いたのですが、まず初日は世界遺産たる平遥古城へ向かいます。

 

f:id:chanmanao:20171217123937j:image

早速駅で高鉄の切符を取票。今は外国人でもctripでチケットを買えるので非常に便利。窓口で取票する必要はありますが。

 

f:id:chanmanao:20171217124215j:image

待合室。どこの駅でもカップ麺を食べてる人が多い気がします。

 

f:id:chanmanao:20171217124301j:image

ホームへ。今回は动车(新幹線)ではなく、火车(旧スタイル、寝台車あり)で、かつ国慶節中だったため、無座の人民の方々のラッシュが巻き起こっていました。

 

f:id:chanmanao:20171217124524j:image

火车。レトロな感じで、趣深いです。

 

平遥古城に行くためには、火车の平遥駅か、动车の平遥古城駅のどちらかになりますが、动车のチケットが取れなかったため、のんびり火车(寝台車の硬卧)でいきます。平遥までは約2時間。

 

f:id:chanmanao:20171217124750j:image

平遥駅。暗く、そして何もない。一瞬不安になります。

 

さておき、この日は飛行機がちゃんと飛ぶか分からなかったこともあり、太原に着いてからctripで宿を予約したのですが、ctripのカスタマーセンターから電車に乗る前、「宿の老板が駅まで迎えがいるかを聞いている」との電話がかかってきていました。ここらへん、中国のサービスは悪いとか色々言われますが、どんどん良化してきてるのも感じます。

 

平遥駅に着いてから老板が見当たらず、電話で直接連絡を取ったものの、オール中国語のため、意思疎通が難しい。どうやら駅付近にはいるようなのですが、見当たらない。なんとか頑張って電話しながら探していたら、駅の駐車場を超えた先の道路にて、二輪車に乗ったまま待っている親父を発見。そのままノーヘル2ケツとのエキサイティングきわまりないスタイルで、宿まで連れて行ってもらいました。

 

f:id:chanmanao:20171217130737j:image 

今回宿泊した朝桂閣客栈。平遥古城内に在してます。

 

f:id:chanmanao:20171217131145j:image

非常にレトロな様相で、値段もさほどに高くなく、従業員(老板とそのご家族)も親切で、とても良かったです。日本人としては2人目のお客さんだそう。こうした客栈と呼ばれる宿が平遥古城内にはたくさんあります。

 

f:id:chanmanao:20171217132120j:image

平遥古城内を少し散策。

 

f:id:chanmanao:20171217132221j:image

山西省刀削麺の本場なので、夜食がてら。

 

初日おしまい。

 

所用あり帰国

所用あり、日本に一時帰国します。

 

中国時間深夜12時半現在、浦東空港の第2ターミナルにて飛行機待ち。今回は値段重視、初めてピーチ使います。朝5時くらいに羽田到着と時間の有効活用にはもってこいですが、しんどいっす。

 

さておき、普段浦東空港に行く場合は、会社の車かリニアを使うかなのですが、比較的時間に余裕があったため、2号線龙阳路駅でリニア乗り換えをせず、各駅でのんびりといくことにしました。

 

地下鉄に乗っていた際、てっきり空港駅まで直通かと思っていたら、广兰路駅が終点。この時点でだいたい22時前後だったのですが、一応まだ广兰路での乗継電車はあったものの、どうやら既に空港行き最終は終わっており、远东大道という空港の2つ手前の駅で降ろされる羽目になってしまいました。

 

特に何もない駅で、調べる限りバスすらない。マジか!と一瞬焦りつつも、そこはやはり中国。改札にちゃんと白タク客引きがたくさんいて、果敢に営業攻勢を仕掛けてきます。

 

空港に向かう他の中国人客3人と一緒に白タクに乗り込み空港へ。20元/人と安くはないですが、タクシーすらほとんどいない場所のため、ありがたいといえばありがたいですね。というか、地下鉄どうせあと二駅なんだから空港までいってくれ!と憤慨せざるをえない状況でありました。

 

地下鉄で浦東空港に行かれる場合は、くれぐれも終電にお気をつけください。