フィリピン 天国への階段①
フィリピンに「天国への階段」と呼ばれる「コルディリェーラの棚田群」という世界遺産があります。昔何かの本で写真を見てから、ずっと行ってみたいなあと思ってました。
場所はマニラから約500キロ弱離れた「バナウェ」。
マニラまでは飛行機で行くだけですが、マニラ↔︎バナウェ間の交通は、調べた限りでは移動手段がバスしかなく、時間を有効活用するには夜行バス一択しかありません。
フィリピン=治安の悪さというイメージは少なからずあり、1人旅の夜行バスはちょっとビビったので、仲の良い会社の後輩も連れて行こうと思い声をかけたら「行きます!行く行く!」と即答。このあたり、できる男は違います。
ネットではバスの予約サイトがどうしても見つけられず(ない?)、とりあえず後輩(英語できる)に現地へ電話してもらい、夜行バスのチケットを確保。ちゃちゃっとマニラへ飛びました。
マニラ、リサール公園。
マニラと聞くとちょっとネガティブなイメージあるかもしれませんが、フィリピン人はフレンドリーで、スペイン統治時代に建てられた教会があったり、街並も綺麗。フィリピン料理も悪くないです。
サン・アウグスチン教会。ここも世界遺産。
ヨーロッパ的街並。
インスタ映えしそうな色使いのレストラン。ごはんも美味しい。この他にもカジノがあったりと、観光するにも実は結構面白いです。
さて、バナウェまで行く夜行バス乗り場はマニラ中心部から少し離れたローカル感たっぷりな場所にあります。周囲は明かりも少なく、夜中歩くにはちょっと…な感じのエリアです。
バナウェ行きのバス(OHAYAMI TRANS)乗り場付近のローカルエリア。ちょっぴりデンジャーな雰囲気。
乗り場は東南アジア的な緩い空気感でした。
バス自体は、アホなんじゃないかというくらい寒かったことを除けば、まぁまぁでしたかね。
バナウェまでの道中にあるSA的休憩場所。暗い…
22時頃にマニラ出発、バナウェ到着は翌朝7時頃です。続く。
魚蔵の海鮮丼と上海の刺身
噂には聞いてたけど、めちゃくちゃ悪くないですね!魚蔵。
http://m.dianping.com/shop/5540915
魚蔵海鮮丼/85元。
昼飯で85元は高いかなー、贅沢だなー、と思って注文したものの、普段一緒に昼飯食べてる中国人スタッフは、即決で僕より豪華な丼(ウニ・イクラ・ホタテがのってる北海道三色丼/115元)を注文していた。どうやら、とにかくウニが好きらしい。
ちょっと前の上海では、たとえ日本食屋だとしても刺身はあんまり(食いたくない)…といった感じだったみたいですが、今はどこの店でも相当ハイレベルの様相。
こんな立派な刺身(魚蔵ではない)もありえるので、日本人的にはありがたい限りです。高いけど。
鮮墙房
最近立て続けに連荘で行った上海料理屋、鲜墙房。
虹橋路×金珠路。写真が歪んでる・・・
中華ドラマとかに出てきそうなオールド上海的雰囲気、というか実際よくテレビの撮影やってます。貸切パーティー(結婚式?)みたいなのもよくやってる。
名物サウナ海老。生きてるエビを激しく熱した石の上に放り込み、一気に蒸しあげます。(面白いので一見の価値あり!ハオチー!)
红烧肉や蟹粉豆腐、上海焼きそばなどの一般的な上海料理、決して安くはないけど、バカ高くもないです。
ミシュラン上海で二つ星を取ってる雍福会という店の系列のようで(鲜墙房が取ってる訳ではない)、接待や日本から知り合いが来た時など、ちょっとした時の使い勝手が良いです。
アメリカ ニューヨーク旅行
2011年にパタゴニアに行った時、当時やはり大学の先輩がニューヨークに駐在なさっていたこともあり、トランジット地をニューヨークにして、一泊二日と短期滞在ではあるものの、観光に勤しんでおりました。
定番、自由の女神。
ちょうどクリスマスシーズンだったので、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーやスケートリンクなどがオープンしていて、いかにもニューヨーク!といった雰囲気で非常にヘンハオだったと記憶してます。
真冬だからか、とにかく寒かった…
メトロポリタン美術館。ダッシュで回りすぎて全然覚えておらず。
総じて言えば、短い滞在だったものの、効率的に回ることができ、おまけに先輩のご自宅でニューヨーカーライフをプチ体験させて戴くなど、かなり悪くない旅行でした。
が、同時に苦い思い出を作ってしまったのも、やはりここニューヨークでありました。というのは当時JFK空港でチリ・サンチャゴ行きの飛行機に乗る時、ターミナルを間違えていて(たしか6個くらいターミナルがある)、フライトの時間的にもちょっとヤバイかなと何の気なしにターミナル間移動で白タク乗ってしまい、、、結果的にめちゃくちゃボッタクられたのですよ。
普通に考えたら払うわきゃないんですが、当時全然旅慣れしてなかったこと、急いでいたこと、そして何より、運ちゃんの外見が相当怖かったことから思わず言い値で払ってしまいましたね。いやー、ほんと銃とか出てくるんじゃないかってな感じだったし。
旅にトラブルはつきものですが、今考えるとめちゃくちゃ悔しいもんです。
※今までこうしたボッタクり系トラブルで支払までしてしまったのは、この時のニューヨークと上海の南京詐欺だけ(仕掛けられること自体は時々あり)。
まぁ嫌なこともありましたが、誤解なきように言っておけば、旅先としてのニューヨーク自体はとても良かったですよ!(この三年後に再訪したくらいなので。自分で言うのもなんだけど、人間なかなか懲りませんね)
チリ・アルゼンチン パタゴニア旅行
南米の地に初めて(というか1回しか行ったことないけど)足を踏み入れたのは2011年の冬場のことでした。
たまたまチリに大学時代の友達が駐在していたのと、たまたま長期休暇の取得に成功したため、友人を訪ねて遊びに行った次第です。
チリ。中国語だと「智利」って書くのか…
ご存知の通り、チリは非常に縦長の国なのですが、当時友人からは「チリも広いからエリアを絞って観光しなきゃならない」と言われ、以下4つのプランを提示されていました。
・世界一綺麗な星空を拝めるとのアタカマ砂漠(北部)
・趣向を変えてイースター島でモアイ見学(西部?)
・さらに趣向を変えて南極行き
決定打がなんだったのかは正直全く覚えていないものの、僕らはパタゴニア行きを選択し、リアル世界の果てまで行ってみることにしました。
パタゴニアはチリ南部とアルゼンチンにまたがる地方で、手つかずの大自然が数多く残っており、奇跡の絶景がたくさん見られるとのエリアです。アウトドアブランドの名前にもなっていますよね。
時間も限られていたので、僕らが行けたのはパタゴニアの中でも一部エリアのみでしたが、それでも心底震えたことを今でもよく覚えています。
【チリ - トレス・デル・パイネ国立公園】
【チリ - 氷河(名前分からない)】
【チリとアルゼンチンの国境】
【アルゼンチン - ロス・グラシアレス国立公園 - ペリト・モレノ氷河】
まぁ、トランジット(ニューヨーク経由で行った)込みで、片道30時間くらいかかりましたが、それでも願わくば、生きてるうちにもう一度行ってみたい場所第1位です、パタゴニア。
また行きたい旅行先
僕の唯一に近い趣味の一つが旅行なのですが、
・中国は根本的に連休が少ないこと(そもそも休みが少ない、少なすぎるぞ…)
・ただでさえ駐在員は仕事が多いこと
・加えて最近仕事が激しく忙しいこと(下期の予算編成など)
・子供が幼稚園に通い始めたこと
などなど色々な事情が重なってしまい、全く旅行に行けてない次第です。
日本にいた時のことを言えば、「働き方改革」が声高々に叫ばれ始めるよりもだいぶ前から、個人的には勝手に働き方改革をしていて、有給休暇はほぼ毎年完全消化するなど、言ってしまえば時代を先取りしたワークライフバランスの権化みたいなもんでした(たぶん)。
まぁ、季節労働者的な職場だったのと、上司に恵まれたというのが一番大きいですが、今から考えてもよくあんなに休ませてくれたなと…。感谢感谢。
そんなこんな、当時は独身だったというのも手伝って、大体週末に1〜2日の休みをつけて、国内外問わず、弾丸で色んな場所をほっつき回ってました。
iPhoneの写真を整理していたら、昔の旅先の写真がいっぱい残っていて、なんだか懐かしくなると同時にテンション上がったので、また行きたいなーと思う場所について、少しずつ昔の記憶を頼りに、定期的に書き残していこうかなと思います。
最初はとりあえず、今まで行った旅行先で、一番良かったと思う場所の写真から。もはや中国とは全然関係ないけど別にいいや。
チリ・パタゴニアのパイネ国立公園!
ここは遠すぎて、二度と行けない可能性が高いけど、もう一回行くだけの価値がある場所だと信じて疑いません。
続く。おやすみなさい。
またまた上海科技館
嫁氏のお母さんが遊びに来てくれたので、久々に上海観光。
著名観光地。残念ながら天気も空気もイマイチ。
知人が遊びに来ると大体は、外滩行ったり、豫園行ったりというのが定番なのですが、中でも一番喜ばれるのはココ。
上海科技館の偽物ブランド市場。
ヴィトンやシャネルといった、いかにもな偽物もありますが、TUMIやPORTERの鞄、NORTH FACEやPatagoniaといったアウトドア系、crocsのサンダルやNIKEの靴に加え、何故かユニクロのウルトラライトダウンなど、そもそも偽物がなさそうなブランドまでの幅広いラインナップ(上記以外も色々ある)。客層としては、欧米の方々が多いです。
たとえばPORTER。細かなところは粗さがあるものの、ぱっと見は本物と比べても遜色なし。普通に使える。
嫁氏母上はLongchampの鞄やレスポのポーチなど買ってました。お土産として配るのにちょうどいいみたいです。上海在住者としても、ここは何回行っても楽しいです。
※1つだけ科技館がめんどくさいのは価格交渉。必ず店側はふっかけてくるので、大体は先方の言い値の1/3からスタートして、徐々に妥協点を探っていきます。結構めんどくさいので、最初からある程度は下げておいてほしいもんです。
また、科技館にはおもちゃも沢山売っていて、行くたびに娘はテンションアップ。店の前から動かなくなったりします。
以前にも書いたレゴの偽物、乐拼。おまけにSTAR PLANとな。
さて、今回娘には「1個だけしか買わない」「大きなおもちゃはダメ」と厳命しておいたのですが、最終的に選んだのは…
アナ雪のシール(杖つき)でした。
娘はアナ雪大好きなので、これを選ぶこと自体は全く構わないのですが、、、
「贈品」ってのはどういうことなんですかね。
何かの横流し品なのかな、これって。中国には不思議がいっぱいです。