羽田発の春秋航空深夜便
仕事仕事仕事おぉぉぉ!!!
終わらないぃぃぃぃぃ!!!
注)出発直前まで羽田空港にて頑張ったものの、今日午前中にある重めな会議の資料作成が未だに終わらないサラリーマン心の叫びです。時間切れで、とりあえず飛行機乗ります。
深夜2時発のフライトにつき、2時間半前の23時半からカウンターがオープンしますが、春秋航空はやはり死ぬ程混むので、23時前には並んでおくことを強くオススメします。僕は今回22時15分くらいから並び始めたため、前から2番目との好ポジションをゲットし、ことなきをえました。
おかげさまで、ゲートにも一番乗りです。
にしても会議マジでやばいなー、やっちまった感が否めない。逃げ出したい気持ちでいっぱいですが、今さらしょうがないので覚悟を決めて上海帰ります。上海着いたら出来るだけ悪あがきせねば…。再见日本!
春秋航空の茨城空港行き
今週末は坊のお宮参りに合わせて日本へ帰ってきてます。
金曜に休みを取得し、朝8時40分浦東発茨城行き春秋航空のフライト乗りました。日本への往路で春秋航空に乗るのは久々でしたが、
まずは浦東のチェックインカウンターからして地獄絵図。朝6時40分、フライト2時間前には空港に到着するとのお手本のような行動をしていたものの、列を見た瞬間に目眩を覚えます。カウンターで1時間弱、イミグレと保安検査で30分弱並んだ結果、ゲートにたどり着く頃には搭乗開始時刻を越した次第です。間に合ったけど。
フライト自体は定刻出発、定刻到着と非常に順調でした。意外かもしれませんが、僕が乗った際の春秋航空では、未だ遅延に遭遇したことがありません。なんならちょっと早く出発したりすることすらあります。(それはそれで困る。客が揃ったからだとは信じたい。)
さて、茨城空港到着後の話。茨城から東京方面に出るルートについてなのですが、想定されるのは主には以下2パターンとなりまして、
①東京駅行きの直行バスに乗る。
②路線バスで石岡まで出て、石岡駅からJRに乗り継ぐ。
①の方が断然便利な上に、片道500円とお安いんですけど、今回は完全に油断していたことから、バス予約を入れるのが遅くなってしまい、1週間程前にネットで確認したところ満席で予約不可。予約無しの場合は現地でキャンセル待ちすることになりますが、実態としてキャンセル待ちも長蛇の列であるため、今回は泣く泣く②のルートで東京へ抜けることにしました。
石岡駅。人生で初めて来た。
結局茨城空港から東京駅まで3,000円近くもかかってしまい、なんのために茨城をチョイスしたのかが若干分からなくなることもあって、茨城空港へのフライトを利用する際は早め早めのバス予約と、こうしたコストも織り込んで検討する必要がありますね…。
今回の日本滞在は比較的短いので、今晩の羽田発春秋航空深夜便にて上海に帰らねばならず、おまけに明朝上海着いたらそのまま出勤のため、24h後には既に仕事をしているという現実を思うと憂鬱が酷い。シット!とりあえず現実逃避すべく、長女と一緒に日曜らしくプリキュア見ます。
江西省旅行1日目② 南昌八一起義紀年館
江西省旅行の続きです。
高鉄の駅から滕王閣旅行区へは、地下鉄で行くことができます。
滕王閣。実はこの建物自体は唐の時代から数えて、29回も建て直しが行われているらしく、場所もちょこちょこと変わっているとの説明書きがありました。現在のものは1989年に竣工した鉄筋コンクリート製とのこと。
楼閣内部①。
楼閣内部②。流石に国慶節連休中で人が多い。
ランタンと国旗の赤色が素敵でした。
ちなみになんですけど、この滕王閣。10月中旬くらいにネットで見たのですが、どうやら国家5A級旅遊景区へと引き上げられるみたいなんですよね。
ということは、今後はさらに観光客が増えていく…のかもしれません。まぁそもそも4A級と5A級で何が変わるのかとかは全然知らないので、ミーハーというだけです。ついでに言うと、8月に行った赤壁古戦場も同じく引き上げられるみたいです。
ここらで江西省グルメを一つ。(昼飯で食べた場所・食事ってだけなんですが)
辣椒炒肉盖浇饭(12元)。江西省は比較的辛い料理が多いみたいで、緑も赤もピーマンではなく唐辛子。個人的には白米に炒菜をぶっかけたものにハズレなしと勝手に思ってるんですけど、やはり間違いなかったです。まぁそもそもコレ、江西料理じゃない可能性もありますが。それと、安メシ屋でローカル感溢れる店ではあるものの、器の色味がいいですよね。これだけでウマさが引き立つってもんです。
さて、滕王閣見学・ランチ後に向かったのが、八一起義紀年館。※1927年8月1日に中国共産党が南昌で起こした武装蜂起を八一起義(南昌蜂起)といい、中国においてはこれを記念して、8月1日が建軍記念日となっている。
共産党系施設なだけあり、国慶節ということも相まってだと思いますが、とにかく行列がすごい。滕王閣とは比べものにならないくらい観光客が並んでいます。
30分くらい並んだところで、ようやく入場することができました。
入場後にまず目につくのが、左手にあるコスプレ(貸衣装)コーナー。八路軍やらの軍服を借りて、写真を撮ることができます。結構ちびっ子がトライしてた(親にさせられてた)印象。
とりあえず個人的に気になったのは、コスプレコーナーにあったマネキンの顔が、とても欧米人っぽいということでしょうかね。なんていうか、これじゃない感が凄かったです。
紀年館内部。
展示内容は割愛しますが、僕は当初この八一紀年館というのは、例えば南京大虐殺紀年館と似たような性質の施設だと思って行ったんですけど(日本人的にはもちろん同じ方向だとは感じるものの)、基本的な主題が異なるからか、雰囲気としては全然違ったというのが感想です。(コスプレマネキンの影響もあるかもしれません…)
また、この八一起義紀年館の目と鼻の先には、非常に賑わっているフードストリート的な場所がありまして、
中には少なからず日本食屋さんも入っており、かなり賑わってました。
おまけに、ここにはくまモンもいましたよ。穿った見方かもしれませんが、日本料理屋の店名が八千代だったりしましたし、こうした諸々の状況を鑑みるに、近くの政治施設的には果たしてokなのかな…と1ミリくらい心配になりました。
続く。
江西省旅行1日目① 南昌への移動
金曜日。週末をフルにエンジョイするため、男らしく夕方には会社を早退し、久々に中国国内1人旅行をしています。
上海↔︎東京間よりも距離が離れている西北地域の某省へと来てまして、とにかく極寒な世界なんですけど(基本的に零下)、主要目的地にいたっては最低気温がマイナス15℃とさらに寒さ極まるらしく、かなりビビっているところです。
最近は土日もあまり休みが取れず、正直いうとやること山積で週末旅行なんかしてる場合じゃないんですが、オフシーズンだからか航空券が夏場に比べるとだいぶ安くなっており、2〜3日前に衝動的にctripでポチってしまいました。要は仕事をほっぽり出してきちゃった状態なんですけど、強気にもPCは置いてきましたので、上海に戻る日曜夜には地獄をみることになりそうです。
現在バス移動中。道中の景色が凄い。
さて、青海省のことはまた今度書くとして、今回は国慶節中に敢行した江西省旅行についてです。
10月2〜3日の2日間で、虹橋駅から江西省の省都である南昌へ行ってきました。南昌は人民解放軍誕生の地としても有名ですが、江西省自体が他にも省内に井岡山があったりと、革命に縁深いとのイメージが強いように思われます。
上海からは高鉄で4時間くらい。
そういえば、高鉄で隣に座ってきたおばちゃんはなぜか扇風機を車内に持ち込んでましたね。色々と不思議な光景を垣間見ることができ、国内旅行はなかなか刺激的です。
南昌到着。
まずは南昌の中でも非常に有名な観光地である滕王閣見学に向かいます。ここは湖北省の黄鶴楼、湖南省の岳陽楼と並び、江南三大楼閣と称されます。
滕王閣側から眺める南昌の景色。めちゃくちゃ都会な様子でした。
続きます。
ベトナム・ミャンマー旅行③ 世界三大仏教遺跡のバガン
①ベトナム/フエ
最後となる3回目はミャンマーのバガンについてです。バガンはインドネシアのボロブドゥール、カンボジアのアンコールワットと並び、世界三大仏教遺跡として名を馳せる場所となりますが、他の二箇所が世界遺産に登録されている一方で、近代的な建材を使用しての遺跡修復や、軍事政権がゴルフコースを作ってしまったこと等に起因して、未だ世界遺産登録がなされていないという穴場スポットです。
※ちょっと中国っぽいですよね。万里の長城(河北省あたり)をモルタルで埋めてしまい、ぺったんこになっちゃった的な昔のニュースを思い出しました。あそこまで酷くないとは思うけど。
コレね。
さて、先にバガンについての個人的感想を言ってしまうと、ボロブドゥールは行ったことないので分かりませんが、アンコールワットと比べる分には全く遜色なく、観光客がそこまで多くないこともあり(今はどうなのか分からない)、秘境感(僻地感)が強いことも手伝ってか、とても感動したことをよく覚えています。
バガン観光の足として特徴的なのが馬車。旅行者は大体が馬車か自転車利用との印象。
仏教遺跡群であることから、いたる所にナイスな仏像が祀られています。テカテカの現代的仏像もいいですが、日本人的にはこうしたクラシックな仏像がやはり落ち着きますね。
世界遺産登録を阻む要因になっているとの噂のゴルフコースもチェックしてきました。
バガンの街並。
ヤンゴンとは比べ物にならないくらい、市場もローカル感が強いです。
そしてバガンにおいて、何より旅行客の心を奪うのが、無数ともいえる仏塔の数々。僕が行った2014年においては、大体どこの遺跡にも登って周囲の景色を鑑賞することができましたが、改めてネットなどを見る限り、現在では全面的に禁止されてしまったみたいですね。
当時はこうして、仏塔に登って日没や日の出を拝むことができました。
トイメンの仏塔でも、観光客が日没を見ている様子が分かります。
本当にめちゃくちゃ良かったのですよ。
いつか家族も連れていってあげたいというか、リピートも全然ありな場所だと思います。2019年での世界遺産登録を再度目指しているらしいので、近い将来にはひょっとすればひょっとするかもしれません。
そしてこの写真。
これはバガンで友達になったベトナム人が、たまたま仏塔上で日没を待っていた時に撮影してたらしいんですけど、本当にたまたま僕が写りこんでいたみたいなんですよね。彼がこの1年後くらいに写真を整理していた時に、やはりたまたま気づいたとのことから、Facebookで送ってくれまして、偶然の賜物というか個人的にとてもお気に入りの一枚なので載せてみました。
また、少し話が長くなりますが、バガンの見所は仏教遺跡だけではありません。ちょっと足を伸ばせばナッ信仰というミャンマー土着宗教の聖地、ポッパ山もあります。
ポッパ山。どことなく気の抜けた名前がまた良し。
山の麓は猿だらけ。ポッパ山は靴を脱いで登らないといけないため、猿のウンコを踏まないようにするのが至上命題。
この渋い顔をした親父たちが、信仰の対象であるナッなのだと思われます(たぶん)。パンチパーマのカタギ紙一重みたいなおっさんにしか見えないというのはさておき、ポッパ山も他に負けないくらい一見の価値ある場所だと思います。
などと、ザックリ流して書いてみましたが、とにかくバガンは旅行先として強くプッシュしたい場所の一つでありまして、まだまだ書き足りない気持ちでいっぱいなのですが、寝る時間を削るばかりなので、この辺りで終わりにしたいと思います。
それではおやすみなさい。
ベトナム・ミャンマー旅行② ヤンゴン魅惑の遊園地 ハッピーワールド
ベトナムでのフエ観光を終えた後、ハノイでトランジットしつつ、ミャンマーの首都ことヤンゴンへ飛びました。アジア最後の秘境とも謳われるミャンマー、初めて行く国というのはとても刺激的な感じがしますね。
ヤンゴンの主要観光スポットはサクッと回っただけなので、ここでもサクッとに留めますが、
東南アジア諸国全体に言えますが、仏様の顔がなんともいえぬ味を出しています。
観光地だからか、案内してやるといって「マネーマネー」と境内にも関わらず金を要求してくる不届きな輩もいましたが、「マネーって何だ?英語なんざ分からん」で押し通し、しれっと離脱したりしてました。
日を変えてのボージョーアウンサンマーケート。アジア感漂う市場、の中にある食堂エリア。
チャウタッジー寝釈迦仏。
大きさはもちろんのこと、個人的にはどうしても仏様の顔に目がいってしまいます。日本の仏像とは根本的にスタイルが違います。
そして再びシュエダゴンパゴダ。
短パンNGであることを知らずに来てしまったため、入口でロンジー(ミャンマー伝統の衣服)を購入。
ところで、そもそもなぜ2日連続でシュエダゴンパゴダに来たかというと、この付近にヤンゴンではぜひとも行ってみたかった場所があるためでして、その場所こそがタイトルにも書きました、
時々上海ディズニーに行っていることを書いたりしてます通り、元々僕は遊園地が好きなんですけど、とりわけB級スポット感漂う海外の遊園地というのはとても気にかかる存在で、時間さえあれば足を伸ばしてみることもしばしばです。まぁうだうだ書いても、その面白さ・魅力は伝わらないと思いますので、ぜひとも以下写真をご覧になっていただければと存じます。
・・・如何でしたでしょうか?いまいち本物に寄せ切れていないキャラクターの数々。味わいがありすぎて、気がつけば写真を撮るのに夢中になってしまい、どんなアトラクションがあったのかなどは全く印象がありません。こうした著作権もへったくれもない珍スポットというのは、時代とともに無くなっていくでしょうから、お取り潰しになる前に行ってみることを、個人的には激しくおススメしたく考える所存です。
※上海に赴任してきたばかりの時に行った蘇州楽園も、もうクローズ(移転)してしまいました。偽物の「it's a small world(童話世界)」、もう一回乗ってみたかったな。
相変わらずどうでもいいことばかりをつらつらと書きなぐってしまいましたが、とりあえず僕自身が眠くなってきたこともあり、ヤンゴンは以上となります。次回は最終回のバガン編。
それではおやすみなさい。
上海のローソンにてお手伝い
残業中にお腹が空いたので、お菓子でも買いに行こうと罗森(ローソン)に行き、店内を物色していたところで店員のお姉さんに声をかけられました。
お姉さん「あなた、日本語分かる?」
僕「そりゃ分かりますよ、日本人だもん」
お姉さん「そう。それならちょっと手伝ってくれない?」
・・・なんじゃそりゃ。しばしば中国で感じることですが、この客を客として扱わない感じ。まぁ全然嫌いではないのですけどね 笑
という訳で、ちょっとこっちに来てと言われ、レジ横のホットスナックコーナーへと連れていかれたところ、お姉さんは何やらカタカナが沢山書かれたネームシールを取り出してきました。
「ファランクフゥシャンチャン」「ロウジャアモゥ」「シャンラァヨォユゥチュエン」「タンヂャオジーパイ」など、呪文のような言葉が羅列されています。
最初はなんだこれと思っていたら、お姉さん曰く、日本人がホットスナックを注文しやすくなるよう、中国語メニューのカタカナ表記シールを貼りたいとのこと(ここのローソンは日本人客が多い)。たしかに言われてみれば、なるほど先程の単語はそれぞれ、
「法兰克福香肠」「肉夹馍」「香辣鱿鱼串」「藤椒鸡排」
になるんですね。
これをカタカナ読みしたとしても、全く店員に伝わらないのではといった懸念はさておき、サービス向上のための努力というのは素晴らしいことだと思いますし、正直いってこの取り組み姿勢自体に、僕はとても心動かされました。ただ、ちなみになのですが、中国語メニューのカタカナ名称をシールに書いたのも、どうやら別の客人だったようです。本当に頓着しませんね。
お姉さんの要望としては、「私は日本語が分からないから、このシールに書いてある言葉を読み上げていって欲しい。そしたらシールを貼っていくから」とのことで、僕の中国語発音こそ怪しいもんなのですが、とりあえず頑張ってお手伝いしてみることにしました。
中国ローソンのホットスナックコーナー。それぞれのフードの所に貼ってある日本語のシールが今回お手伝いしたものなのですが、分かりますでしょうか?唯一悔いが残るのは一番右下の「碳烤甜辣猪肉串」。今気づきましたが、思いっきり間違ったシール貼ってますね…。なんだか悪いことしちゃったなあ。
なお「香酥葱油饼」だけはシールがなかったらしく(多分書いた人の見落とし)、
結局僕が書きました。明日からローソンに行って、この文字を見るたびにニヤニヤできそうで、毎日のささやかな楽しみが一つ増えたように感じます。
ついでに今回初めてローソンの肉夹馍(6.5元)買ってしまったんですけど、めちゃ美味いっすね。これ。売れてるとお姉さんも言ってた通り、ちょっとハマってしまいそうです。