12月もぼっちで上海ディズニー
近頃の週末の過ごし方を振り返ると、主には以下4つに集約されるというか、これらをひたすらルーティンのように繰り返している事実に気がつきました。
①家で仕事(+ジム)
②日本一時帰国
③中国国内旅行
④上海ディズニー
これを充実した生活と考えるか、社畜であると捉えるか、はたまた三十代前半の良い歳した家族持ちの人間としてどうなんだと罵られるかなどは、正直いってどうでもいいことなんですけど、要は何が言いたいかというと、今日もまた1人で上海ディズニーへ行ってきた次第です。
朝。昨晩遅くまで仕事せざるをえなかったこともあり、少々寝坊。朝ごはんに外卖でお粥(ここのはとても美味しい)を注文。
朝食後に家の片付けなど済ませたところで、今日は暇であるとの事実に直面。翌週末は上海駐在中の大学後輩(違う会社)と福建省へ旅行予定のため、国内旅遊という選択肢はナシ。
とりあえずアプリで上海ディズニーの混雑状況をチェックしたところ、朝9時48分の時点でソアリンが10分待ち等、パーク全体として非常に空いていることが確認できたため、上海ディズニーへ行くことを即決しました。
※一つには、年末年始日本に帰る時のお土産購入という目的もあるんですが、いずれにせよ家から片道6元の交通費のみでサクッと行けるあたり、非常にありがたいと思います。
昼の12時少し前、11号線上海ディズニー駅到着。やはり寒いからなんですかね、想像以上に人がいません。
入口も全く混雑はなし。最近よく中国の観光地は人だらけである的な旅行日記を書いてるんですが、こと上海ディズニーについてだけは真逆の様相です。(夏休み時は死ぬ程混んでましたので、その点あしからず)
インパ後の様子。上海ディズニーもクリスマス模様へと衣替えしているようでした。
大きなクリスマスツリーも出ています。
それにしても閑散としてるな…。家族や客人と一緒の時にこれなら良いんですけど、ぼっちにとっては少し寒々しすぎてますね。アトラクションは以下の通り乗りたい放題でしたが。。
①ソアリン×1回
終日10分待ちのままのようでした。おまけに10分との表示ではあるものの、実際にはアトラクションまで待ち時間ほぼノータイムで到達することができます。
②カリブの海賊×1回
やはり5分待ちです。というか、こちらも5分待たずに乗ることできます。各船には1/3もゲストが乗らないまま、ガラガラの状態でスタートしてました。
③7人の小人×1回
シングルライダーレーンで5分待ち。一般の場合は20分待ちです。
④レックスズレーサー×1回
こちらは10分待ち。回転の悪いアトラクションですので、今までの経験から鑑みても、10分待ちというのは相当早いものと思います。
⑤トロン×1回
今日最後に乗ったアトラクションなのですが、やはり10分待ち。ファストパスで入ったものの、普通に並んでもほぼ変わりません。
僕自身かれこれ20回以上上海ディズニーへは行ってますが、パーク全体的にアトラクションがどれも5分待ちといった状況なのも初めてでして、今日が過去一番の空き具合だったのは間違いありません。
アトラクションだけではもったいないので、日本の家族に生中継しながらパレードも鑑賞(長女がパレード好き)。
ゲストが少ない分、キャラクターとのハイタッチなどはかなりの高確率で可能です。僕自身もしれっとイーヨー(プーさんの)とハイタッチしときました。
子供連れてきてたら喜んだのは間違いないですね。来年上海へ家族が帰ってきたら、たくさん連れて行ってあげたいと思います。(その時こそ空いてることを祈る)
最後にどうでもいいことなんですけど、一応今はクリスマスイベントシーズンだと思うんですが、上海ディズニーって割とクリスマス感が薄いような印象を受けました。いや、もちろん入口のあたりにツリーとかはあるんですけど、ショーやパレードも基本的にノーマルのままでしたし、クリスマスだから何か特別なことがあるかというと、そういう訳でもないといった感じです。
公众号にはクリスマス関係のことが色々と書いてはあるんで、僕が気づかなかっただけなんでしょうかね。うーん。
江西省旅行2日目 牛肉拌粉を食べる
今年の冬は暖かいなどと油断していたら、ここ2〜3日の上海は急にひどく寒くなってしまい、昨日は小区内のジムへ行く以外は家から一歩も出ることなく、YouTubeを見ながら仕事という怠惰な一日を過ごしてしまった。
ごはんも怠惰に外卖で冒菜。
一時的にはかなり雪も降った様子です。僕は普段家で暖房をほぼつけないのですが、あまりに寒いため、たまらず暖房を入れました。
さて、江西省旅行の2日目。といっても、2日目は特に観光せず、メシ食べて帰っただけではあるものの、江西省グルメの思い出ということで書き残しておこうと思います。
復路の高鉄が南昌火車駅からだったので、2日目は火車駅付近を中心にぷらぷらとしてました。ここは高鉄駅のように新しく作られた駅ではなく、昔ながらの比較的ローカル感が強いエリアであるように思われます。
中国ではお馴染み、沙县小吃が仲良く2軒並んでるの図。最近日本でも高田馬場にできたらしいですね。
大众点评で高評価だったメシ屋を探して彷徨います。住宅街みたいなとこまで来ちゃった。
本当にこんなところにあるのだろうか、と不安になり始めたところでお店を発見。江西省名物?の拌粉(ライスヌードルの汁なし混ぜ面)がメインのお店です。
メニュー表。
店内。オープンまもない時間に行ったので、最初客は全然いませんでしたが、昼時が近づくにつれて、だんだんと混んできました。
牛肉拌粉(小)/10元。ツルツルの米麺と、辛味のつよいパンチの効いたタレが相まって、非常にウマス!
猪肝汤/5元。豚レバーがたっぷり入ったスープで、見た目はイマイチかとも思うのですが、これまたウマス!合わせて15元とはいえど、非常に満足感の高いお昼ごはんとなりました。
昼メシ食べ終わったところで、南昌駅から上海に帰ります。
南昌火車駅周辺の様子。
南昌駅構内の様子。
ということで、最後はあっさりな感じとなりましたが、以上にて江西省旅行はおしまいとなります。(2日目は本当に何もしてない…)
この段階で23省区を踏破となり、残りはあと11省区。まだまだ道のりは長い。
江西省旅行1日目③ 秋水広場の噴水ショー(見れず)
久々に江西省旅行の続きを書きます。
僕が南昌へと旅行にいく少し前、上司がやはり南昌一人旅をなさっていたので、観光スポットはどこが良かったですか?と雑談時に聞いてみたところ「秋水広場の噴水ショー」と即レスをいただきました。
秋水広場。ctripで南昌を検索するとすぐ出てくる南昌第4位の人気観光地であり、これはぜひとも行ってみねばなりません。場所的にも地下鉄で行くことが可能で、比較的利便性が高いです。
まずは秋水広場駅に到着した際の様子。
・・・国慶節期間中だったので、ある程度の人出の多さは予想していたものの、中国という国はやはり期待を裏切りません。
駅から歩いて5分ほどで秋水広場に到着。広場からは周囲の高層ビルがライトアップされている姿を眺めることができ、なかなかヘンハオな様子なのですが、
とにかく人が多い。実態としては、いかにも中国観光地といった様相でありました。
景色自体は非常に結構なお点前で、上海でいうところの外滩みたいな位置付けなのだと思われます。
さて、ネットには20時スタートと書いてあったのですが、待てども待てどもお目当ての噴水ショーは始まりません。国慶節期間ということもあって、たくさんの観光客が今か今かと待機していたにも関わらず、始まる気配はゼロです。周囲も「今日はやらないのか?どういうことなんだ?」と次第にざわつき始めます。
開始予定時刻から10分、20分と経過するうちに、しびれを切らして帰る観光客も多くなり、僕も20時30分くらいまでは粘ったものの、結局諦めました。
再见!(何しに来たんだか・・・)
後日、微信で江西省関係の公众号/手机江西网を確認していたところ、10月5日发布のニュースに秋水広場のことが書いてあったのを発見(僕が南昌へ行ったのは10月2日)。
提醒!秋水广场喷泉又有新通知!(注意!秋水広場からの新たなお知らせです)
ふむふむ。
可惜8月12号起,秋水广场喷泉暂停开放。每天都有网友询问开放时间,很多人去秋水广场但没看到喷泉,失望而归。(残念ながら8月12日より、一時的に秋水広場の噴水ショーは公開を中止しています。毎日ネットユーザーから公開時間の問い合わせがあり、実際にたくさんの方々が秋水広場を訪れているものの、噴水ショーを見ることが出来ず、がっかりしてお帰りになっています)
なんだそりゃ。
从国庆1号以来每天晚上都有人去秋水广场却依然没有看到音乐喷泉。国庆看喷泉,别去秋水广场了,别去秋水广场了,别去秋水广场了。(10月1日以降毎晩、秋水広場に行ったものの噴水ショーを依然として見れなかったという方々がいらっしゃいます。国慶節中に噴水ショーを見ようとの方は、秋水広場へは行かないでください。秋水広場へは行かないでください。秋水広場へは行かないでください。)
※日本語訳は僕の中国語レベルからして適当なので、細かいところは無視してください。
…なんてこった。というか、もっと前もって言ってくれよ。当時現場には尋常じゃない数の観光客が来てましたからね。僕自身も非常に残念な気持ちでいっぱいでしたが、まぁ中国だから仕方ないかとあっさり諦めました。ご縁があればいつか見ることができるでしょう。12月に入った今はさすがにやってるのではないかと思います。
最後に、帰りがけはお約束のこちら。
死ぬ程混んでいる地下鉄駅の図。噴水ショー見るのを諦めて帰った人たちの波にのまれてしまい、抜けるまでの間はなかなか地獄絵図でした。
続く。
淘宝でポーターを買う
以前に上海科技館で購入したポーターのリュックサックが壊れてしまいました。
※科技館に関しては以下ご覧戴けますと幸いです。
写真だとちょっと分かりにくいのですが、肩部分がこれ以上の負荷に耐えられない状態になってしまっています。1年くらいしか使っていなかったものの、値段としては130元くらいだったこともあり、今回はさっぱりと諦めて新しい物を購入することにしました。
最近は仕事が忙しいこともあって、科技館やパール城まで赴くのは正直面倒くさく、物は試しに淘宝(タオバオ/アリババのC2Cサイト)を覗いてみたところ・・・
思いっきり売ってますね。なんなら科技館なんかで買うよりも全然安いじゃないか。価格交渉も要らないし、明瞭会計で良心的!
という訳で、昨日淘宝でポチッとしたのですが、会社から家に帰ってきたら既に荷物が届いていた次第です。C2Cの海千山千サイトといえど、配送能力だって侮れません。
思いがけず2つも買ってしまいましたが、値段は合わせて170元ちょっと。上海駐在するようになってから、身につけるものがどんどんとこっちよりになってきている気がします。
しっかりタグも付いていて、芸が細かい。
安心と信頼のMADE IN JAPANとなっていたものの、これは120%嘘でしょうね。ちなみに、カバン自体の品質としては、決して悪いものではないように感じました。
この界隈で働く者としては、来年の電商法施工の影響もあって、これから先ECにおけるタオバオや微商のようなC2Cビジネスは衰退していくだろうといった話を最近よく耳にするのですが、背景の一つにはこうした製品の存在があるのは間違いないように思われます。まぁ、中国の方々は色々と逞しいので、今後規制が強化されたとしても、時間が経つにつれて、きっとじわじわと復活していくことでしょう。
消費者として見る分には面白いですが、メーカーサイドとしては、こうした偽物や並行輸入品というのは、なかなか頭が痛い問題ではありますけどね。
羽田発の春秋航空深夜便
仕事仕事仕事おぉぉぉ!!!
終わらないぃぃぃぃぃ!!!
注)出発直前まで羽田空港にて頑張ったものの、今日午前中にある重めな会議の資料作成が未だに終わらないサラリーマン心の叫びです。時間切れで、とりあえず飛行機乗ります。
深夜2時発のフライトにつき、2時間半前の23時半からカウンターがオープンしますが、春秋航空はやはり死ぬ程混むので、23時前には並んでおくことを強くオススメします。僕は今回22時15分くらいから並び始めたため、前から2番目との好ポジションをゲットし、ことなきをえました。
おかげさまで、ゲートにも一番乗りです。
にしても会議マジでやばいなー、やっちまった感が否めない。逃げ出したい気持ちでいっぱいですが、今さらしょうがないので覚悟を決めて上海帰ります。上海着いたら出来るだけ悪あがきせねば…。再见日本!
春秋航空の茨城空港行き
今週末は坊のお宮参りに合わせて日本へ帰ってきてます。
金曜に休みを取得し、朝8時40分浦東発茨城行き春秋航空のフライト乗りました。日本への往路で春秋航空に乗るのは久々でしたが、
まずは浦東のチェックインカウンターからして地獄絵図。朝6時40分、フライト2時間前には空港に到着するとのお手本のような行動をしていたものの、列を見た瞬間に目眩を覚えます。カウンターで1時間弱、イミグレと保安検査で30分弱並んだ結果、ゲートにたどり着く頃には搭乗開始時刻を越した次第です。間に合ったけど。
フライト自体は定刻出発、定刻到着と非常に順調でした。意外かもしれませんが、僕が乗った際の春秋航空では、未だ遅延に遭遇したことがありません。なんならちょっと早く出発したりすることすらあります。(それはそれで困る。客が揃ったからだとは信じたい。)
さて、茨城空港到着後の話。茨城から東京方面に出るルートについてなのですが、想定されるのは主には以下2パターンとなりまして、
①東京駅行きの直行バスに乗る。
②路線バスで石岡まで出て、石岡駅からJRに乗り継ぐ。
①の方が断然便利な上に、片道500円とお安いんですけど、今回は完全に油断していたことから、バス予約を入れるのが遅くなってしまい、1週間程前にネットで確認したところ満席で予約不可。予約無しの場合は現地でキャンセル待ちすることになりますが、実態としてキャンセル待ちも長蛇の列であるため、今回は泣く泣く②のルートで東京へ抜けることにしました。
石岡駅。人生で初めて来た。
結局茨城空港から東京駅まで3,000円近くもかかってしまい、なんのために茨城をチョイスしたのかが若干分からなくなることもあって、茨城空港へのフライトを利用する際は早め早めのバス予約と、こうしたコストも織り込んで検討する必要がありますね…。
今回の日本滞在は比較的短いので、今晩の羽田発春秋航空深夜便にて上海に帰らねばならず、おまけに明朝上海着いたらそのまま出勤のため、24h後には既に仕事をしているという現実を思うと憂鬱が酷い。シット!とりあえず現実逃避すべく、長女と一緒に日曜らしくプリキュア見ます。
江西省旅行1日目② 南昌八一起義紀年館
江西省旅行の続きです。
高鉄の駅から滕王閣旅行区へは、地下鉄で行くことができます。
滕王閣。実はこの建物自体は唐の時代から数えて、29回も建て直しが行われているらしく、場所もちょこちょこと変わっているとの説明書きがありました。現在のものは1989年に竣工した鉄筋コンクリート製とのこと。
楼閣内部①。
楼閣内部②。流石に国慶節連休中で人が多い。
ランタンと国旗の赤色が素敵でした。
ちなみになんですけど、この滕王閣。10月中旬くらいにネットで見たのですが、どうやら国家5A級旅遊景区へと引き上げられるみたいなんですよね。
ということは、今後はさらに観光客が増えていく…のかもしれません。まぁそもそも4A級と5A級で何が変わるのかとかは全然知らないので、ミーハーというだけです。ついでに言うと、8月に行った赤壁古戦場も同じく引き上げられるみたいです。
ここらで江西省グルメを一つ。(昼飯で食べた場所・食事ってだけなんですが)
辣椒炒肉盖浇饭(12元)。江西省は比較的辛い料理が多いみたいで、緑も赤もピーマンではなく唐辛子。個人的には白米に炒菜をぶっかけたものにハズレなしと勝手に思ってるんですけど、やはり間違いなかったです。まぁそもそもコレ、江西料理じゃない可能性もありますが。それと、安メシ屋でローカル感溢れる店ではあるものの、器の色味がいいですよね。これだけでウマさが引き立つってもんです。
さて、滕王閣見学・ランチ後に向かったのが、八一起義紀年館。※1927年8月1日に中国共産党が南昌で起こした武装蜂起を八一起義(南昌蜂起)といい、中国においてはこれを記念して、8月1日が建軍記念日となっている。
共産党系施設なだけあり、国慶節ということも相まってだと思いますが、とにかく行列がすごい。滕王閣とは比べものにならないくらい観光客が並んでいます。
30分くらい並んだところで、ようやく入場することができました。
入場後にまず目につくのが、左手にあるコスプレ(貸衣装)コーナー。八路軍やらの軍服を借りて、写真を撮ることができます。結構ちびっ子がトライしてた(親にさせられてた)印象。
とりあえず個人的に気になったのは、コスプレコーナーにあったマネキンの顔が、とても欧米人っぽいということでしょうかね。なんていうか、これじゃない感が凄かったです。
紀年館内部。
展示内容は割愛しますが、僕は当初この八一紀年館というのは、例えば南京大虐殺紀年館と似たような性質の施設だと思って行ったんですけど(日本人的にはもちろん同じ方向だとは感じるものの)、基本的な主題が異なるからか、雰囲気としては全然違ったというのが感想です。(コスプレマネキンの影響もあるかもしれません…)
また、この八一起義紀年館の目と鼻の先には、非常に賑わっているフードストリート的な場所がありまして、
中には少なからず日本食屋さんも入っており、かなり賑わってました。
おまけに、ここにはくまモンもいましたよ。穿った見方かもしれませんが、日本料理屋の店名が八千代だったりしましたし、こうした諸々の状況を鑑みるに、近くの政治施設的には果たしてokなのかな…と1ミリくらい心配になりました。
続く。