上海駐在員の中国一周日記

上海駐在中のサラリーマンが、週末使って主に中国国内を旅行してます。日常生活の備忘も適当に書いてます。

貴州省・重慶旅行2日目② 天星橋風景区

娘の幼稚園運動会も無事に終わり、上海に戻ります。非常に短くはあったものの、子供の成長を強く感じることができた日本滞在でした。

 

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茨城名物けんちん蕎麦を空港で食べ、先週と同じく春秋航空のフライトです。

 

さて、今回は久々に貴州省重慶旅行の続きを書こうと思います。陡坡塘瀑布を後にした我々ツアー一行が向かった天星橋風景区(ここも黄果树瀑布景区のチケットに含まれるエリア)についてとなります。

 

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景区内のシャトルバスで陡坡塘瀑布から天星橋風景区へ移動したところ、ここは正門から入ると風光明媚な景色を楽しめるものの、かなり時間がかかるらしく(並ぶ?)、ガイドが参加者へ意思確認をした上で、序盤から裏道(普通の道路)を進むとの力技が発動されました。

 

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15分程度裏道を歩き、およそ入口らしからぬ場所から景区内へ入場します。

 

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天星橋風景区の全体図。

 

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鬱蒼とした森林が生い茂り、非常に自然豊かでマイナスイオン溢れる感じの場所でした。

 

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橋上橋上橋。早口言葉みたいな名称ですが、中国語でも桥上桥上桥と書いてあります。ちなみに英語ではBridge on Bridge。写真だと分かりにくいかもしれませんが、(おそらく)人工物ではない自然そのままの石橋がかかっています。

 

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道なりに沿って進んでいくと、天星洞という立派な鍾乳洞もありました。

 

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直前まで雨がたくさん降っていたこともあり、水量豊富で非常に好い状態とのこと。水量は季節によって全然違うとのようです。

 

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最大の見所は银链坠潭瀑布。天星橋風景画の中では圧倒的に、というか黄果樹瀑布群全体の中でも特に、個人的にはとても感動したスポットといえます。近くに記載されていた银链坠瀑布に関する説明文には、

 

银链坠瀑布位于天星桥景区水上石林左上方。在黄果树瀑布群中,它即不是以高取胜,也不是以阔或大惊人,而是以它那千丝万缕的情态和如泣如诉的瀑声,让人看见就不想离开。(银链坠潭瀑布は天星橋景区の水上石林の左上方に位置している。黄果樹瀑布群においては、滝の高さが勝るのではなく、また広さや大きさが人を驚かせる訳でもないが、複雑で入り組んだ姿と泣いて訴えかけるような滝音が、見る人を離れ難くさせる。)

 

と書いてあったのですが、割とどこでも駆け足で観光することが多い僕としては珍しく、不思議と本当にいつまでもこの場に留まり、この滝を眺めていたいとの気持ちにさせられました。

 

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この雄々しい姿と魅力を、ぜひともご覧戴ければと思います…!

 

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まぁ足元に目を向ければ、ちょっぴり残念な景色もありましたが、このくらいは許容範囲ということで。

 

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最後に飛瀑橋という、これまた自然の橋を越えると天星橋風景区の観光は概ね終了。

 

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出口への山道(登り)は10元ロープウェイに乗るor歩き(15分くらい)どちらでも可能で、時間もあったことから徒歩を選択。ただ、今考えるとロープウェイからの景色の方が綺麗っぽいのと、ロープウェイ自体のチープさに味があったので、チョイスを誤った感も否めずでした。

 

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出口付近には土産物屋がたくさんあって、少数民族の衣装なんかも売っており、娘へのお土産として買おうか一緒迷ったものの、タオバオなどで安く買えそうなため(旅情の有無はさておき)、あっさり断念。

 

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最初に歩いた裏道を引き返します。

 

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すっ飛ばした入口(正式な)へ戻ってきました。

 

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一応昼食付きのツアーだったため、ここでお昼ご飯。後日妻に写真を見せたところでは「風呂桶にご飯が入ってる!」と言っていたので、振り返って写真をよく見れば、なるほどその通りであるといった感じで笑ってしまいました。農家料理というか、比較的ローカル感の強い食事といえますが、味自体はなかなかハオチーで、米(風呂桶)がよく進みます。

 

この後はアジア最大の滝である黄果樹大瀑布なのですが、長くなってきたので、また後日書こうと思います。つづく。