近頃の火鍋屋では
忘年会シーズンということもあり、12月は宴席が比較的多いのですが、今回は火鍋です。
娄山关路駅直結の百盛(パークソン)内にある井格という重慶火鍋のお店に行ってきました。時期が時期だけに、火鍋屋もクリスマスな装いになっています。
店内に入った瞬間むせかえるような、気合の入った火鍋の空気に満ち溢れているお店です。見た目程辛くはありませんでしたが、ちょうど良い塩梅でした。おまけに1人100元ちょっとと価格面もリーズナブルで、何より美味しかったです。
さて、火鍋を食べに行く際どうしても気になるものといえば、やはり匂いではないでしょうか。食べてる最中はあまり気にならないとしても、気がつけば洋服に強烈な匂いが染み込んでしまい、ファブリーズ等しても一朝一夕では落ちないというのが、中国火鍋あるあるではなかろうかと勝手に考えています。
※火鍋を食べに行くことが事前に分かってる時は、スーツやセーターを着ないといった水際対策をしたりもします。
こうした火鍋の負の側面を解消すべくなのだと思われますが、帰り際に店先で目にとまったのが、
去味机(消臭マシン)!
中国赴任以降十数回は火鍋を食べに行っているのですが(大好き)、このマシンは初見です。一緒に行った会社の中国人総経理も初めて見たと言ってました。最近はこんなサービスもやっているのかというか、本当に中国は色んな物がありますね…!
操作方法はいたってシンプル。右上の青色に光ってるボタンを押すと、ネクタイの中央部から柑橘系の香りがするスプレーが噴射され、早々と洋服の消臭をすることができます。
ただ、機能的には単純極まりない気がするし、機械もムダにでかいので、消臭スプレー1本置いておけば良いんじゃないの?などと考える方もいるかもしれませんが、そんなことを言うのは野暮というものでしょうかね。実際やってみると結構面白いので、ひと盛り上がりするのも間違いないというのが感想です。
なお、この消臭マシン。
タオバオで売ってました。
一応、火锅去味机といった名前もちゃんとあるんですね。ただ、10,800元ってめちゃくちゃ高いじゃんか。。商用とは言え、こんなん買ってペイするのかなと無駄に心配になるのと、そもそもタオバオで買う人いるのかなというのが、個人的にはとても気にかかった次第です。(見る限りは月销ゼロ)
ではでは。